令和6年度 技術士第二次試験(総合技術監理部門)キーワードメモ 人的資源管理

※これは筆者の個人的なメモです。読まなくて大丈夫です。

人的資源管理

ウェルビーイング

ウェルビーイングとは、どのような意味を持つ言葉なのでしょうか?

ウェルビーイング(Well-being)は、well(よい)とbeing(状態)からなる言葉。
世界保健機関(WHO)では、ウェルビーイングのことを個人や社会のよい状態。健康と同じように日常生活の一要素であり、社会的、経済的、環境的な状況によって決定される(翻訳)と紹介しています。1)

「よい状態」とは、なんともあいまいな定義。「よい状態って、一人ひとり違うんじゃない?」と思われるかもしれません。実はそのとおりなのです。ウェルビーイングとはどういうことなのか、自分にとってのウェルビーイングとは何なのか、それぞれの考え方がある自由な言葉なのです。

主観的ウェルビーイングと客観的ウェルビーイング

ウェルビーイングには「主観的ウェルビーイング」と「客観的ウェルビーイング」の2種類があります。

「主観的ウェルビーイング」とは、一人ひとりが自分自身で感じる認識や感覚によって見えてくるもの。
それを測る指標として、「人生への幸福感や満足感」「生活への自己評価」「うれしい、楽しいなどの感情」などが挙げられるでしょう。例えば、「自分にとってよい人生とは?」「自分は今どんなきもちだろうか?」と自分自身に問いかけることも、主観的ウェルビーイングを把握するために有効です。「よい状態かどうか」の感じ方は一人ひとり異なります。

一方で、「客観的ウェルビーイング」とは、客観的な数値基準で把握できます。
例えば、平均寿命や生涯賃金、失業率、GDP(国内総生産)、大学進学率、収入に占める家賃の割合、労働時間や有休取得率、人と関わる時間、保育所待機児童数、育児休業取得者数、介護時間など、統計データで測れるものです。これらの統計データは、国別や県別などウェルビーイングの充実度を比較するときに利用されることがあります。

(引用元:ベネッセウェルビーイング)

LGBT理解促進法

目的
性的指向及びジェンダーアイデンティティの多様性に関する国民の理解が必ずしも十分でない現状に鑑み、性的指向及びジェンダーアイデンティティの多様性に 関する国民の理解の増進に関する施策の推進に関し、基本理念を定め、並びに国及び地方公共団体の役割等を明らかにするとともに、基本計画の策定その他の必 要な事項を定めることにより、性的指向及びジェンダーアイデンティティの多様性を受け入れる精神を涵養し、もって性的指向及びジェンダーアイデンティティ の多様性に寛容な社会の実現に資することを目的とする

定義
「性的指向」 恋愛感情又は性的感情の対象となる性別についての指向 「ジェンダーアイデンティティ」 自己の属する性別についての認識に関するその同一性の 有無又は程度に係る意識

基本理念
性的指向及びジェンダーアイデンティティの多様性に関する国民の理解の増進に関する施策は、 全ての国民が、その性的指向又はジェンダーアイデンティティにかかわらず、等しく基本的人権を 享有するかけがえのない個人として尊重されるものであるとの理念にのっとり、性的指向及びジェ ンダーアイデンティティを理由とする不当な差別はあってはならないものであるとの認識の下に、 相互に人格と個性を尊重し合いながら共生する社会の実現に資することを旨として行われなければ ならない

国の役割

国民の理解の増進に関する施策の策定及び 実施の努力(4条) ・毎年1回、施策の実施の状況を公表(7条) ・基本計画の策定(8条) ※おおむね3年ごとに検討・変更 ・学術研究その他の必要な研究(9条) ・心身の発達に応じた教育及び学習の振興 (10条1項) ・知識の着実な普及、相談体制の整備その他 の必要な施策(10条1項) ・性的指向・ジェンダーアイデンティティ 理解増進連絡会議の運営(11条) ・指針の策定

・・・努力というところがひっかけやすいな

(引用元:内閣府)

無期転換ルール

無期転換ルールは、同一の使用者(企業)との間で、[有期労働契約が5年を超えて更新された場合]、[有期契約労働者(契約社員、アルバイトなど)からの申込み]により、[期間の定めのない労働契約(無期労働契約)に転換]されるルールのことです。
有期契約労働者が使用者(企業)に対して無期転換の申込みをした場合、無期労働契約が成立します(使用者は断ることができません。)。

ポジティブアクション

固定的な男女の役割分担意識や過去の経緯から、

  • 営業職に女性はほとんどいない

  • 課長以上の管理職は男性が大半を占めている

等の差が男女労働者の間に生じている場合、 このような差を解消しようと、個々の企業が行う自主的かつ積極的な取組をいいます。

タレントマネジメント

タレントマネジメントとは、タレント(従業員)が持つ能力や個性といった情報を重要な経営資本として捉え、採用や配置、育成に活用することで、従業員と組織のパフォーマンスの最大化を目指す人材マネジメントの手法です。労働人口減少や生産性低下、人材多様化のなか、人的資本を最大化する手段として注目されています。

経営戦略を実現するために必要で、人材に関わる領域であれば、評価、処遇、採用、育成(教育)などの人事イベントすべてがタレントマネジメントに関係しているため、「タレントマネジメント≒人事戦略そのもの」ともいえます。

そして人事戦略は、目指すべき目標や人事課題によって企業ごとに異なります。そのため、企業ごとにタレントマネジメントの実践内容は異なるのが一般的です。どんな企業でも具体的にこれさえやればタレントマネジメントをやったことになる、という内容はありません。

(引用 カオナビ)

メンター

ンターとは、知識や経験が少ない後輩を個別にサポートする指導者のことです。

一般的に、同じ職場内の先輩社員がメンターになります。しかし直属の上司や先輩よりも業務に直接関係しない先輩が望ましいとされています。

メンターの仕事は、対象となる後輩と信頼関係を築き、キャリア育成のサポート役として、仕事上の悩みや課題の相談に乗ることです。

通常「メンタリング」と呼ばれる1対1の定期的な面談を起点として、メンティーが自ら答えを見つけられるよう見守り、指導していきます。

(引用:カオナビ)


インバスケット

インバスケットとは、まだ決裁がされていない書類が入った「未処理箱」を意味します。
未開封のメールが溜まった受信箱をイメージすると分かりやすいでしょう。

制限された時間内に主人公の立場になりきり、お客様からのクレームや部下からの相談など、どの職場でも起こりうるような案件を、的確に、かつ迅速に、精度高く処理を行うことができるのかを測るシミュレーション演習です。
(引用:インバス)

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