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これまでとこれから

今年の春学期を振り返り、私は成長することができたのだろうか。思考という観点から考えてみたい。個人的に好きな言い方をすると「価値観の変容」。長岡ゼミ的な言い方をすると「アタリマエを揺さぶる」ことはできたのだろうか。せっかく大学にいるのだから、影響を受けた学問的な概念について考察を進めていきたいと思う。

まず一つ目がトレードオフや機会費用などの経済学の合理的な考え方だ。人は何かを得るときに何かを失う。その得るものと失うものを天秤にかけることにより、その行動を取るべきかどうかを判断することができる。履修の決断もこの考えに基づいたものだった。
もう一つが、内発的動機だ。長岡ゼミが最も大事にしている概念の一つであり、やっていること自体に感じる楽しさを感じる、やりがいによる動機づけを意味する。この内発的動機という視点から普段の様々な営みを観察したことにより、内発的動機が成果に繋がることを実感した。準備一つとっても、楽しみながらやるから工夫ができるのだと思う。だからこそ、自分の楽しめる、ワクワクできる営みに従事しようと考えた。

人によって、楽しさや知的好奇心を感じる対象は異なる。そのため人によって最善手は異なる一方、その時点にて最善と考えて選択した営みの蓄積が結果に繋がるのではないか。
春学期はただこなしている部分が少なくなかったように感じる。秋学期は様々なことを考慮した上で最善手を指し続けていきたい。

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