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正式に刊行されました。 今回は250円になります❗️ ストーリーの詳細はこちらに💁 アンリミなら読み放題でございます♪ 「デルタ」で語られた団勇の蛮行… その詳細がこの一冊に… 自信作ですので是非よろしくお願いします🙇 また「一期一会」もよろしくお願いします‼️
※このストーリーはKindle「猿と猫」、 シーズン2最終章「デルタ」読了後を オススメいたします。 あたしと葉月は部屋を片付けていた。 結局「星岡」は閉店することにして 親父さんは故郷の小樽に戻るそうだ。 レシピと顧客リストをまとめて、「星岡団」にいる弥生さんに渡しに行っている。 父親なりの愛情なんだろうか… あたしにはよくわからないな。 葉月はテキパキと分別を行い、 あたしはここでのバイト生活に思いを馳せる。 頭を悩ませたけど、仕事自体は楽しかった。 引退したら
「星岡を潰すなんて…絶対に認めない。 必ず私が復興してみせる」 そう宣言して弥生は顧客リストとレシピを 受け取り、また出ていった。 「弥生…俺は小樽にいる。気が済んだら帰ってこいよ」 その言葉になんの反応も示さず、出ていった。 葉月の顔を見た瞬間の宣言だった。 それまでは団家に「星岡団」の存続を 懇願していた。 「悪いが帰ってくれんか。アンタたちとは これ以上、付き合いたくない」 万太郎はそう吐き捨て、さっさと追い出された。 「少し歩かないか?」 「うん」 葉月と上大