#全ジョーカーズ語れる説 vol.100 当たるも当たらぬも!
こんにちは!Shinです!
「ジョーカーズ達よ、準備はいいか!?」
90種類を超えるカード達について語って参りました!
まだまだ盛り上がりを見せるジョーカーズ!
その全てを語っていきましょう!
このシリーズは!
#全ジョーカーズ語れる説!
〜今日の主役はこの診断から〜
〜前回〜
今日のジョーカーズ
本日のジョーカーズはこちら!
キャラとして
《ウラNICE》というジョーカーズがいます。
こちらの詳細については《ウラNICE》自体の記事で書こうと思いますが,《八卦ヨーイ》は《ウラNICE》の色違いかつろうそくが増えた見た目をしています。
このカードはデッキ「ドリーム英雄譚デッキジョニーの書」の1枚。
同商品内の《ネフェルカーネン/タイム・ストップン》のように既存ジョーカーズとの関連性を匂わせるカード,《RinRin Kids》のように明らかにタマシード化した《SMAPON》の転生(もしくは復活)体のようなカードの1枚であることが窺えます。
「八卦」とは古代中国から伝わる易学(≒占い)の用語。
短い2つの組み合わせの陰と長い1本の組み合わせである陽の要素を組み合わせて作られる8通りの形。これを2種組み合わせた「六十四卦」によって全ての世の中の事象が表せるんだとか。
転じて,占いや易そのもののことを指し,「当たるも八卦当たらぬも八卦」という言い回しの「八卦」です。
ちなみに,相撲における掛け声の「はっけよい」はそうした易学的な要素があるとする説と,「発揮揚々」が転じたとする説の2種類ある,とのこと。
ここで大事なことは,《ウラNICE》と命名規則が完全に一致していること。
占いと激励,その2つの要素を持ったジョーカーズとして,この上なく良い名前である,ということがお分かりいただけたかと思います。
カードとして
このカードで特筆するべきはこの一点のみ!
ヨビニオンという新パック「ゴールド・オブ・ハイパーエンジェル」でのリリースが発表されている能力の先行登場となっています!
この効果は公式より,MTGの能力「続唱/Cascade」のオマージュであることが明かされています。
相違点のみを簡単にまとめると
クリーチャーのみ
ヨビニオンからヨビニオンを使うことはできない
召喚ではないため多数のメタの範囲内
となり,チェインコンボよりもビートダウンの頭数を稼ぐ,単純なボードアドバンテージを得るカードとしての側面が強まっています。
新弾ではコストの異なるクリーチャーがいることで効果を発揮する「バラバラエティ」やコストの異なるクリーチャーをタップすることで軽減を得る「ハイパーエナジー」などがリリースされることが決まっており,多数のコストを効率良く並べるギミックとして開発されたことが伺えますね。
ジョーカーズという種族に限って《八卦ヨーイ》を評価するならば,《ポクチンちん》や《洗脳センノー》,《波乗りザプンプル》などの集中の見られる3コストのメタカードを用意しながら,《ガンバトラーG 7》や《王道の弾丸ジョリー・ザ・ジョニー》の軽減に繋げられることが大きなメリットと言えるでしょう。
そもそも《ヤッタレマン》以後の動きを盤面に2体用意しながら追加のアドバンテージを生み出すカードを呼ぶことができる,というのはこれまでにないメリットです。
デッキを組んでみよう!
ですが,ジョーカーズにおいてヨビニオンという能力を最大限活用する上ではどうしても《ヤッタレマン》《タイク・タイソンズ》という存在が大きなメリットとデメリットを兼ねる構造になってしまいます。ダイレクトにつながるという点はもちろん強力なのですが,マナを使い切った後に軽減や次ターンでしか展開のできないカードが場に出る,という動きは「メタカードをついでに展開できる」「1枚から2枚相応のアドバンテージが生み出される」というメリットに釣り合わないのです。
そこで今回は展開としての最大値を目指し3コストのGR召喚持ちジョーカーズをヨビニオン先とし,GRを補助するカードとしての運用を決めました。
これにより2コスト初動のジョーカーズ,3コストのメタカードはデッキから排除されましたが,それ以上の爆発力が期待できます。
デッキリスト
各カード解説
《ジョラゴン・オーバーロード》
確実なマナブースト,後半になっても腐らないGR召喚持ち,ジョーカーズ種族持ちかつ非クリーチャー,とこのデッキにおいては最良の初動として活躍する1枚。
このカードができれば8枚積みたいのが本音。
《フェアリー・Re ライフ》
ジョーカーズでないこと以外は非クリーチャーの2コスト初動にしてG・ストライク持ち,と申し分ない性能。とにかく《八卦》への安定性を求めた末の回答です。
《オケ狭間 寛兵衛》
今回の展開の中核を担う,3コストGR召喚クリーチャー。《八卦》からの展開に全てを委ね,3面展開を狙います。攻撃には参加できませんが,ブロッカーであるため攻防戦においては優位に立てる1枚。
《ウォッシャ幾三》
中核を担う3コストGRクリーチャー。ガードマンで展開した先のクリーチャーを守ります。攻撃には参加できない為,早々にJトルネードで戻してしまうのも戦略の1つ。弱点である《飛翔龍5000VT》を突破することもできます。
《ジョルネード・グランドライン》
《八卦》再利用に加え,相手の除去とGR召喚もついた,第二の4マナ域での動き。
《八卦》展開の返しのターンには確実な無償詠唱が約束されるほか《ダンダルダ》で唱えることも効果的な1枚。
《八卦ヨーイ》
展開の要となるヨビニオン持ちジョーカーズ。コスト4であるため,《ヘルトッQ》,《スゴ腕プロジューサー》らと合わせて《ダンダルダ》でJトルネードすることでも《ジョジョジョ・マキシマム》を唱えることができます。
《ヘルトッQ》
展開するとあらば,このカードでのドローが大事。《ガンバトラー》《王道の弾丸》《ジョジョジョ・マキシマム》などを引き込みます。《5000VT》を乗り越える要にもなるカード。
《スゴ腕プロジューサー/りんご娘はさんにんっ娘》
トリガーからの逆転性能は随一。盤面を減らすことなく,確実な次の動きを生み出します。トリガー以外ではややプレイするタイミングが薄くなってしまっていますが,それ以上にトリガーとしてのバリューがあるため採用。
《ガンバトラーG7》
展開した先にある終着点は,現時点でのジョーカーズは《ガンバトラー》と《王道の弾丸》と言っても過言ではないでしょう。プレイヤー攻撃可能付与効果で,GRによる展開を100%活かし切ることが目的です。
《ジョジョジョ・マキシマム》
このカードを受け入れるだけのスロットが,このデッキにはありました。
展開した上で呪文無効,という《王道の弾丸》とやや役割の被るカードではありますが,《王道の弾丸》以前に《ダンダルダ》から唱えるルートもあります。
《王道の弾丸ジョリー・ザ・ジョニー》
この展開力であれば間違いなく1コストで呼び出せるであろう強力無比なフィニッシャー。全体パンプアップによって,ブロッカーを乗り越えられる強力な過剰打点を生み出せる点もこのカードの魅力と言えるでしょう。
《ヤッタレロボ》
GRからの軽減を生み出し,更なる展開に繋げる1枚。このデッキでは《ヤッタレマン》を採用していないため,貴重な軽減用カードとなります。
《ジェイ-SHOCKER》
《八卦》やGR召喚の3コスト帯のクリーチャーをバウンスすることで広範囲のトリガーや展開を止めることができます。低いパワーは《王道の弾丸》でカバー。
《パッパラパーリ騎士》
墓地からのマナ加速が狙える1枚。《フェアリー・Reライフ》がマナに置けないことは留意しなければならないですが,それでも強力な1枚。
《無限合体ダンダルダ》
Jトルネードでどんな呪文でも唱えられる1枚。展開をそのまま呪文詠唱に変換できる点はこのカードの持つ唯一の強みと言えるでしょう。《ジョジョジョ・マキシマム》や《りんご娘はさんにんっ娘》などを唱えていきます。
《全能ゼンノー》
相手の攻撃を止める1枚。展開の過程で現れる可能性のあるこのカードの存在がメインデッキのメタカードが0であっても安心できる要素と言えるでしょう。
自分には制約をかけない点も良いポイント。
《ゴッド・ガヨンダム》
手札交換のできるGRクリーチャー。展開の過程で現れるこのカードは強力です。
墓地を能動的に作って《パッパラ》との噛み合いがよくなる点もグッド。
デッキの動き
2マナブーストから《八卦》に繋げ!
GRからの展開で一気に大型まで繋げろ!
相手のトリガーを乗り越え,勝利を掴め!
終わりに
以上第100回 《八卦ヨーイ》についてでした!
感想やコメントは#全ジョーカーズ語れる説 並びにTwitter@Jokers_Jojojoまでお願いします!
〜今日の余談〜
…とは言っているのですが,今回でなんと#全ジョーカーズ語れる説は100回を迎えます。
それに伴い,より読者の皆様と双方向で記事を作っていくべく,質問箱を開設しました!
直接感想を頂くことももちろん嬉しいですが,「こういう話が聞いてみたい!」「このジョーカーズについて教えて!」ということがありましたら是非是非お送りください!
質問の中に#全ジョーカーズ語れる説Extra と付けていただいたものにはExtra記事内での回答を,それ以外はTwitter上や本編の全ジョーカーズ語れる説で回答させていただこうと思います!
改めまして100回までお付き合いいただきありがとうございました!
今後ともよろしくお願いします。
それではまた次回!
お相手はShinでした!
〜これまでのジョーカーズ〜
〜次回〜