「正直で真面目」なのがいいって、言ってたじゃん
こんにちは。ラストJDのじょんです。正直で真面目な人間って生きづらいなあ、と感じたので徒然なるままに思いの丈を綴ります。
小さい頃はそう言ったじゃん
「嘘ついちゃだめ」
「ちゃんと宿題やって、えらい」
小学校の頃、なんかこんな感じのことを親や先生に言われて育ってきた気がする。
「真面目に勉強してたら、将来に役立つよ」
その言葉を信じて、勉強を頑張ってきた気がする。(頑張ったら好きな物買ってもらえたってのもあるけど)
「お泊りなんて、DSなんて、遠出なんて、自転車乗るのなんてだめ」
「なんでこんな成績しか取れないの?」
母親にそう言われて、失敗という失敗が回避されてきたので、正直挫折体験があまりない。
その結果、そりゃそうだけど正直でクソ真面目、失敗したくない安定志向の人間ができあがってしまった。
人のせいにすんなって言われるかもしれないが、いや、幼少期なんて人に影響されまくるんじゃないか。大人が世界のルールみたいなところあるじゃない。
え、正直で真面目は美徳じゃないんすか
大学になってから、「正直で真面目」の真逆の人間の方が社会に向いてることに気付いてしまった。
つまり、「嘘がつけて、ほどよく手が抜ける」人間。
例えば、私は講義は毎回欠かさず出て、テスト勉強は1~2週間前から始める人間だ。そんな優等生な私なので、テスト直前にいきなり私に助けを求めてくる人がいる。さすがに邪険には扱わないが、正直クッソ腹立つ。なんだこいつってなる。せめて時間に余裕を持って頼れ。(しかしなんか報酬もらえたら少し許してしまう、ちょろい)
思ってもないことを言うことも私みたいな人間はできない。この性格のせいで、人狼をやったら翌日には吊るされている。
まあでも、明らかに後者のタイプの方が要領いいんですよね。気付いちゃった。正直で真面目って、ぶっちゃけいいカモなんだろうな。都合を押しつけやすくて。しかも優しいし罪悪感を抱きやすいんだわ。
メイクの仕方とかもそうだけどさ、今まで「だめだ」とか「いい」とかされてきた概念が、社会に出た途端にひっくり返されるのはなんでだよ。
なら、はじめから義務教育でそう教えてくれよ。「必要な場面で嘘をついたり、人をうまく使うことが重要です」って言ってくれよ。甘えかもしれんけど。
正直で真面目な人間のこれから
クソッタレ!!!!こんな性格やってられっか!!!ってなって最近もちゃもちゃしてます。
考えたところ、多分こういう人間ってちっちゃい見栄張ってるんじゃね、って思った。ちっちゃい見栄を張るための中途半端な完璧主義に苦しまされてる気がする。めんどくせ。
どうせ私が思ったより、他人は私のことなんて見てないんだよなあ。
ということで、最近は手を抜いたり必要な嘘をつくことの罪悪感をなくそう運動をしてます。無計画ドライブもその一環です。今までキチンとやってきたこと(ドライブの場合は計画)をほっぽり出してみてます。ああ、意外と何とかなるんだな、ってなる。
多分手を抜く方が真面目になるよりも簡単なはずなんですよね、世間からすれば。
全然悪い性格ではないはずなので、ちょっと肩の力を抜いて行こうかなと、感じているところです。私みたいな性格の人、君は素敵な人だぞ!!もっと自分に優しくしてやるんじゃ…人にはできてるはずだからそれを自分に適用するんじゃ…
ここまで読んでくださり、ありがとうございました。