【風来のシレン6】初心者が気付きにくい仕様とテクニック
はじめに
こんにちは!風来のシレン6にハマってしまった「如雨露」と申します。
14年ぶりの新作ということで、シレン6が初めてのシレンだという方が多いと思います。
シレン6はかなりユーザーフレンドリーに作られていますが、初心者が気づきにくい重要な仕様や、シレンシリーズ定番のテクニックというのが数多く存在します。
これらのテクニックを知ると、攻略の幅が広がり冒険を有利に進められるようになるので、より一層楽しくダンジョン攻略ができるようになると思います。
本記事では、ゲームを始めたばかりでも簡単に実践できて役立つ、特に重要な仕様・テクニックをご紹介します。
また、これらのテクニックとは別に、冒険中に使える便利ショートカットをまとめた記事も書きましたので、ぜひ合わせてご覧ください(この記事の最後の方にもリンクを貼っておきます)。
1.HP自然回復の仕様
移動、足踏み、武器の素振りをするとシレンのHPが回復します(回復アイテムを使わないHPの自然回復)。
このHPの自然回復量ですが、シレンのレベルによって決まっています。
Lv1からLv9までは1ターンでHP1回復、Lv10からLv19まではHP2回復、Lv20以降はHP3回復です。
たった1ずつの違いと侮ることなかれ。
Lv9からLv10になると自然回復量は2倍になります。つまり同じだけHPを回復させるのに必要なターンが半分になるということです。
HPが減ってHPを回復させつつモンスターから逃げるとき、逃げる距離が半分になるので通路でもモンスターに挟まれにくくなります。
足踏みでHPを回復させるのにかかるターンが半分になるので、満腹度の節約につながります。
Lv19からLv20に変わると自然回復量は1.5倍になります。Lv9→Lv10のときより倍率は落ちますが、1.5倍でもHP自然回復量増加の恩恵は十分に実感できます。
もう少しでLv10(あるいはLv20)になれるという場合、積極的に経験値を稼いでLv10(あるいはLv20)になるというのは有効な戦略です。
戦闘がきついと感じた場合、少しがんばってモンスターをたおしてレベルを上げると(Lv10あるいはLv20にする)、HPの自然回復量が増加して戦闘が楽になることが多いです。
なお、矢を撃つ、アイテムを使う、モンスターを殴る(空振りして攻撃が当たらなかった場合も含む)などの行動をしたターンはHPは自然回復しないので注意しましょう。
2.ギタン砲
ギタン(お金)を投げて攻撃ができます(ギタン砲)。シレンの攻撃力やモンスターの防御力に関係なく、当たった場合は金額の20%のダメージを与えます(例:100ギタンを投げ当てると20ダメージ)。
レベルが低く強い装備を持っていない序盤や、厄介な特技を持つモンスターを遠距離から倒したいときに役立つテクニックです。
落ちているギタンをそのまま敵に向かって投げることもできますが、ギタンは手持ちのアイテム欄に入れて持ち歩くことができます。特にアイテム欄に余裕のある序盤は落ちているギタンは積極的にアイテム欄に抱え、いつでもギタン砲を使えるようにしておくと序盤の冒険が安定します(強いモンスターはギタン砲で対処する)。
ギタンを持ち歩く方法
上で図解した直接アイテム欄に所持する方法のほか、保存の壺の中にギタンを入れて持ち歩くという方法もあります。
なお、アイテム欄に所持しているギタンは所持金としてカウントされません。また、ガマラ種は所持金のギタンは盗みますが、アイテム欄のギタンは盗みません。
アイテム欄の全てのギタンを一度に所持金に移す方法
3.矢稼ぎ
矢の罠や矢を撃ってくるモンスターを利用して大量の矢を集めることを「矢稼ぎ」と言います。矢稼ぎができるのは木の矢、鉄の矢、毒矢です。特に鉄の矢と毒矢は強いので、これらの矢を大量に集めることで冒険が一気に楽になります。
矢稼ぎの方法はいろいろありますが、ここでは簡単でわかりやすい方法をいくつか紹介します。
3.1. アイテムを投げて矢の罠を起動させる方法
最も簡単な矢稼ぎの方法の1つで、矢の罠を発見した場合に使える方法です。たまたま矢の罠を踏んでしまった場合や、めぐすり草を飲んだ場合に思い出せるといいと思います。
見えている罠にアイテムが落ちると罠が起動することを利用し、離れた位置から矢の罠を繰り返し起動させて矢を稼ぎます。
例えば、石(デブータの石でも可)は3マス先まで届くので、矢の罠から3マス離れた位置から石を投げると、石が矢の罠の上に落ちて矢の罠を起動することができます。すると、シレンの左手側(盾を持っている方向)から罠に向かって矢が発射されるので、その先の壁などに当たって床に落ちた矢を回収します。これを繰り返すことで矢を大量に集めることができます(罠が壊れるまでできる)。
発射された矢がうまい具合に床に落ちないといけないので、場合によっては石を投げる場所を変えてシレンの向きを調整する必要があります。
石以外のアイテムは投げた10マス先まで届きます(「見渡し」をしたときに表示されるガイド上の色がついているマス)。罠との距離が確保できる場合、同様にして矢の罠を起動することができます。
部屋内の「見渡し」はRスティック(右スティック)でできます。
また、壁際のマスに矢の罠がある場合は、壁に向かってアイテムを投げることで簡単に矢の罠を起動することができます。
3.2. 壁を挟んだ位置にいるモンスターに矢を撃ってもらう方法
「土塊の杖」を使って、シレンと矢を撃ってくるモンスターの間に壁を作ります。すると、壁があるにも関わらずモンスターは矢を撃ってきます。何ターンか経過すると壁に当たった矢がシレンの側にも落ちるようになるので、その矢を回収します。
土塊の杖がなくても、部屋に柱があれば、うまくモンスターを誘導して位置関係を調整することで同じことができます。
3.3. 身かわしのお香を使う方法
身かわしのお香を焚いた状態で、矢の罠を踏むか、モンスターに矢を撃ってもらう方法です。
お香の効果の持続ターンは150ターンです。モンスターに矢を撃ってもらう場合、簡単に99本以上の矢を集められます。
身かわしのお香を使えば、デブータ種に石を投げてもらうことでデブータの石も稼げます(石稼ぎ)。
自分が投げたアイテムや矢もモンスターに当たらなくなるので注意しましょう。
余談:必中の矢はバッター種にも必中する
矢のうち、「必中の矢」は数を稼ぐ手段が限られます(強化の壺に入れる、ボヨヨン壁で増やすなど)が、バッター種にも打ち返されずに必中するという特性があります。序盤の強敵3割バッターの対策の1つとして持っておいてもいいかもしれません。ちなみに、ひまガッパ種にも投げ返されずに当たります。
4.杖と壺の値段識別
アイテム手帳には容量が0の場合の杖と壺の値段が書かれています。
実際に手にする杖や壺は容量が0ではないことが多いので、値段識別する際には補正が必要です。
杖も壺も、容量が1増えるごとに買値は+100Gされ、売値は+40Gされます。
上の図だと、はんげつ形の壺は「容量0で買値1000G」、キュートな壺・フラスコ形の壺・ふかい壺は「容量0で買値800G」だとわかります。
なお、呪い状態のアイテムは買値・売値が通常の87%になります。大抵の場合、端数の出た半端な値段になるので呪い状態は一目で判別できます。
5.混乱状態になったときの対処法
シレンが混乱状態になると通常攻撃と移動が意図した方向にできなくなりますが、矢を撃ったり、杖を振ったり、アイテムを投げたりは、通常通りシレンが向いている方向にできます。
メニュー欄から「状態」を選んだり「状態手帳」で確認するとちゃんと書いてある仕様なのですが、(シリーズおなじみであるものの)直感に反した仕様なので紹介しました。
「状態手帳」には持続ターンや対策アイテムなども書いてあり、確認してみるとピンチから脱する道が見えることもあります。
6.デッ怪ホールの消滅とご褒美アイテム
デッ怪はシレン6の新要素です。
デッ怪とデッ怪ホールは、フロアの全ての部屋を訪れると消滅します。
そして、デッ怪ホールがあった場所には「天の恵みの巻物」や「背中の壺」といったご褒美アイテムが出現します。
余裕がある場合、フロアを全巡回してご褒美アイテムを回収するのも手です。なお、壁に囲まれた隠し部屋を訪れる必要はありません。
おわりに
シレンシリーズには長い歴史があるので、そこで培われてきたテクニックというのが無数にあります。本記事では比較的簡単に実践でき、しかもゲームを始めたばかりの序盤の冒険でも役立つものを紹介しました。
本記事で紹介できなかったテクニックには「ニギライズ」、「洞窟マムル狩り」、「合成テクニック」、「泥棒テクニック」などがあります。
冒険を進めるなかで1つ1つ調べたり試してみたりして、それらのテクニックを身に着けていくと、攻略の幅が広がってダンジョンに潜るのがどんどん面白くなります。
また、シレン6から新たに導入された便利システム・便利ショートカットがいくつかあります。
こちらも冒険をするうえで非常に役立つものばかりです。
紹介記事もあるので、興味のある方は是非チェックしてみてください:
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
楽しいシレンライフを!
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