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Dear Friends

あらすじ ネタバレあり

・感動的だけど過激
・友達とは?を問う
・涙がでた よい意味で心が疲れる

2007年製作
監督 両沢和幸
出演者 北川景子 本仮屋ユイカ

 鑑賞後の一言は、「生きるって大変なことだよね」です。そして、「マキちゃん!マキちゃ〜〜〜ん!」

 主人公を取り巻く背景や性格が過激なのでしんみりするって事はなかったんだけど、要所要所で涙が出てきて(フラッシュバックでも涙が出てきてしまう)心を鷲掴みされてしまいます。

主人公の背景と性格とあらすじ
 主人公リサは、体型も顔もよくて学校はそこそこそこな感じ(悪い意味で)で友達の彼氏と寝ても「友達は利用してなんぼ」とか言ってしまうし、父親はリサに無関心で母はいつも心配してるんだけど、そんな母親にもキツく当たり散らしてバリバリのイケイケのJK(私的に言えば痛い女子)。夜は、クラブに繰り出してクラブの女王で踊りまくりでチヤホヤとめちゃくちゃ感じ悪いです。
 ある日、吐き気をもよおし妊娠?と思ったけど違うかった。でも調子が悪い中またまたクラブに繰り出す、そこで倒れてしまい病院に行きます。とりあえず入院して検査したら大病が見つかってしまい、そこから彼女の中でいろいろ心が変わって行く感じです。

 ポイント
 やはり主人公の中での「友達」という概念がマキちゃんという同級生を通して変わっていくところが見どころだと思います。

 こんなにハチャメチャなのに涙が出てしまうのです。ん〜たぶんマキちゃんの一途な思いと、主人公の性格も生活もハチャメチャなのに・・・主人公かなり自己中なのに「死」を目前とした彼女の気持ちに?
 人と人との出会いって運命だし、どうすることも出来ないし、自分の行き方を導いてくれる友達がいるのって奇跡だな〜と思わせるなんだろうな〜そんなことを考えるととても疲れてしまいます。

 鑑賞前はなんかチャラそうな映画だろうなとどうせ主人公が病気になって、お涙頂戴的なものだろうと嫌煙していましたが、やられました。とても、よかったです。


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