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子宮に沈める

あらすじ、ネタバレあり

・ノンフィクション
・軽い気持ちで観るのはやめたほうがよい
・目を背けたくなるけど現実にあったという事実


2013年製作
監督 緒方貴臣
出演者 伊澤恵美子

 予備知識無しで鑑賞しました。昔NEWS ZERO板谷由夏さんが『子宮に沈める』について話をしているのを覚えてましたが、詳しいことはあまり覚えていませんでした。
 題名からして重そうな題名だな〜と思いつつも観るのも疲れそうだな〜とも思いましたが観ることにしました。

 とにかく目を背けたくなる、これが実際にあったことなんて『真実は小説より奇なり』です。

簡単なあらすじ
 結婚して子供2人に恵まれ家族で仲良く暮らしていましたが、夫が家を出ていき2人の子供を育てて行く中でネグレクトになり結果子供が命を落としてしまう。
という内容です。

この映画の特徴だと思った所が2つ
1つ目
終始音楽無しという所。最後のエンドロールまでも無音、徹底された音楽無しで出演者の声と生活音のみで本当に徹底されていました。一見ドキュメンタリー映画かな?と思ってしまいます。音楽がないから余計に現実味が増しています。

2つ目
 大人の出演者の顔をあまり映さない。大人の目線で撮影されてるってわけでもなく、子供の目線にしては少し高いようななんとも絶妙な高さで撮影されている所です。
 鑑賞後調べてみたら、実話を元にとあったのでその実話があまりにも凄惨過ぎたので配慮なのか、観てる私達がその場で「もしあなたなら?こうなる可能性ありますか?」と問われているような気分になってしまいます。

 途中見るに耐えられない所があり最後まで観ることが出来なくなりそうだから、軽い気持ちで気軽に観ないことをおすすめします。

 映画なので、多少脚色されていると思いますが本当に『真実は小説より奇なり』で実際にはもっと悲惨だったに違いないと。

 ちなみにエンドロールにオレンジリボン推進とありました。母親になるための教育の必要性、特に育てる事が出来なくなってしまった場合に母親自身が子供を預ける事ができるシステムについて知っている事が大事だということ。もちろん、自分で大切に育てる事が一番大切な事なのですが。

 とにかく衝撃的でした。

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