芸術単元その① 

はじめに。
事前課題を通して、内容主義と形式主義という概念を知った。

端的に表すと、内容主義は近代以前のスタンス。
何が書かれているのか。または誰が書かれているのか。

それに対して、形式主義は近代以降の形式。
誰が、どのように書かれていて、どのように伝えているのか。ということ。

私は芸術に関心はもともと薄かった。しかし、今回形式主義という概念を知り、自分の大切にしたい価値観を一つ見つけることができた。

近代を機に変わる芸術

近代以降、紙と印刷機の発達により、複製という行為が飛躍的に増えた。
印刷機は最初に聖書を印刷したそう。

聖書が複製される以前は口頭による言い伝えがメインだった。よって自己に都合が良い内容となっていった。

近代以前は内容主義で何を、誰を書いているのかが大事だった。つまり書かれている側、すなわち神が偉かった。

しかし、聖書が複製出来ることによって、聖書の内容が異なる自体が発生し、誰が、どのように伝えているかが重要になってきた。

自由に判断できる時代に近づいた結果手段を選び、表現方法が重視されるようになった。



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