ジョンホン身辺雑記_48
先週金曜日に母の見舞いに行ったとき、ちょうど新札幌パウロ病院ソーシャルワーカー・須藤さんから連絡きたので、対面して話を伺った。
結論から言うと、
母が転院先に希望していた
■ 北海道医療センター
は、北大系列で、母は札医大に居たので派閥の問題で断られた。
医療界あるあるだ。俺も北大の精神科の受診歴があるがため、札医大系列の心療内科で受診を断られたことが過去にある。
また、新たに母の転院先を探さないとだ。
兎に角、新札幌パウロ病院はやばい……。
薬も全て、母にも家族にも告知なしに強いものに変えられていた。
これは、「薬事法」に反している。
毎日午前03時に障害病棟の全患者(そもそも意識がありかろうじて歩ける患者は障害病棟内で母しかいない)を叩き起こして胃ろうから栄養を入れるのも、全体会議にかけたのでやめると言っていたが信用できない。
そもそも、一患者の親族が声をあげただけでその病棟のシステムを直ちに変えるということは、それだけ自分らがまずいことをやっているのを自覚している証拠だ。
寝かせながらの風呂も、車椅子に座りながらに変えてもらうようお願いした。
ヘアドライヤーを使わせてくれないと言うと、須藤さんは驚き、「使えます。使えます」と、直ちに使えるようにするとのことだ。
母のいる病棟は全員寝たきりの植物状態の患者しかおらず、隣から大きなうめき声がひっきりなしに聞こえ、あそこは精神衛生上非常によろしくない……。
母のいる病室へ向かっているとき、頼んでもいないのに担当医の小島Dr.が走ってきて、色々改善しますのでと言ってきた。その最中、ひっきりなしに母の隣の病室の患者がうめき声をあげていて、
「あのうるさい患者は、薬を更に強くして大人しくさせますんで」
と目の色変えて言った……。
ゾッとした。
入院日のIC時は小島Dr.は腰も低く悪い心象ではなかったけれど、見抜けていなかった。あのドクター、というかあの病院……やばい。狂ってる。
兎に角、パウロに居たら母は殺されてしまう。
いくつか転院先の病院や施設の案を出したが、母は嫌だと言う。
『北海道医療センター』を諦めたくないと……。
現実的に、一度受け入れを断られてからの挽回は厳しい。
今日、祖母の四十九日法要を終えた。
死者は死後、三十五日で閻魔大王の元へ行き天国行きか地獄行きかをジャッジされ、四十九日で天に召されるそうな。
そして、俺は明後日08/07に一旦東京へ戻ります。
母のことが心配でならないが、自分の薬も切れた。
東京の皆さま、お会いしましょう。
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