ライトお笑いファンがAマッソのせいで月15本ライブ行くまで
つい1年前まで、「テレビのネタ番組はよく見るけど、ライブはルミネよしもとに1回行ったことあるだけ。M-1とキングオブコントの決勝は一応見ていっちょ前にネタ評価するくせに、準決勝までは全く追ってない」というよくいるライトなお笑いファンでしかなかった。
全てはAマッソから始まって、変わった。
とは言っても、ぜんぜん古参ファンでもなく、Aマッソをちゃんと認識したのはTHE W 2020の決勝だ。
この決勝もたまたま覚えてて録画したから初めて見た、くらいだったけど、「この映像漫才っておもろ!っていうかすご!なんでゆりやんに負けるん!?よしもとの陰謀か!」って憤ったものの、そのあとの吉住のネタが強すぎて、その優勝を見届けたあと、Aマッソの印象は薄れてしまっていた。
なので、ここですぐにAマッソに飛びついたわけではなく、普通にM-1決勝でマヂカルラブリーの優勝を見届けて、普通に年を越していた。
そこからどうやってじわじわAマッソへの興味が湧いていったのかはあまり覚えていない。おそらくテレビのネタ番組で見たか、Youtubeで動画が流れてきたとか、そういうきっかけがあったのだとは思うが…。
ああ、今思い出した。たまたま春ごろU-NEXTを一ヶ月無料で使っているときに、AマッソのDVD「ネタやらかし」がまるまる見られるのに気づいて、視聴したのが大きい気がする。
たしか、あいぴーがでっかいアイロンで押しつぶされていた。
この頃に加納さんのArtistspokenに加入して、ラジオを聞くようになった。今でこそ吉本芸人がたくさんやっているが、当時はまだ芸人は他にDr.ハインリッヒしか居なかった。ライブにちゃんと行く前にラジオということは、元からネタだけでなく人となりに興味があったんだと思う。
そして初めて”ライブ”として見たのが、2021年8月の「Aマッソと並行世界」の配信だった。そもそもお笑いライブの配信を買ったこともなかった。
「Aマッソらしくない並行世界のAマッソ」というコンセプトのライブを最初に選んだのはミスだと思うが、「確かに歌ネタとかあるあるのイメージないなぁ…」とぼんやり思ってた記憶はあるので、おそらくそれまでにAマッソYoutubeのネタなどは色々見てたんだと思う。
「クリーニング屋」のネタで歌う加納さん、楽しそうだったなぁ。
その次に、ワタナベのホームページを探して、事務所ライブのWELを知り、8月か9月のチケットを買ってAマッソを初めて生で見た。思ってたよりかなり背が小さかったけど、MCにネタに飛び回っていて楽しそうだった。
MC終わって袖にはけるとき、暗転前にもうスイッチ切ってる加納さんの無表情も好きになった(?)
記憶が確かなら、この時のWELが、冒頭の配信トラブル中にマッソがつないでたら四千頭身がヘルプで送り込まれて、加納さんが「っっっでやねん!!!」と癇癪起こしたとほうぼうで話してた回だった。
その奇跡的なやりとりを見られたお得感もあったし、小さい表参道GROUNDで初めて見る芸人さんのネタはどれも衝撃的に面白かった。Gパンパンダ、ゼンモンキー、ファイヤーサンダー、(解散しちゃったけど)アントワネット、はなしょー、みんなここで知った。
このWELで、完全に「お笑いライブ楽しい!もっと行きたい!」ってなった気がする。
他に応援している芸人さん目当てでよしもとの劇場行くの含めて、いま月10本以上ライブいっているのは確実にAマッソきっかけである。
2021年の秋が近づくころには、Twitterでいろんなファンの方をフォローしてライブ情報も手に入れられるようになっていたので、WELに繰り返し行ったり、M-1応援したり、単独ライブ(スニッツ)のチケット予約時間に寝坊して追加公演の端っこの席しか取れなかったり、THE W 2021の決勝でみんなで一喜一憂したりするようになった。
月15本となると結構なお金と時間を使うので、(さらにライブ無い日は関西芸人のライブ配信買って見てたりするし)こんな生活がいつまで続けられるかはわからないけど、楽しめるうちに楽しんでおこうと思っている。
Aマッソの好きなネタとか、何が面白いと思うかなどは、また今度書こう。
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