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「佐藤可士和展」に行ってきた

久し振りの国立新美術館。佐藤可士和というクリエイターについてはまったく知らなかった。とりあえずユニクロのロゴデザイナーだということだけ前情報。

この人の仕事を目にしないように1週間過ごすだけでも難しいのでは無いかと思うの程の八面六臂。「こどもといっしょにどこいこう」は覚えている。

企業ロゴもとても多い。

これはとても重要なことなのだけれど、音声案内の一部を本人が担当しているという点。美術館の展示を楽しむためには専門家でもない限り音声案内が必須だと思っているのだけれど、さすがに本人の説明ほど正確なものはないでしょう。展示ではないのだけれど、三井物産の件は参考になった。展示よりも文字の方が印象深いという点はどうかと思うけれど全面撮影okだったので載せておく。


ユニクロを始めとして、やはり素人目には些細とも思えるようなものにも背景としてしっかりと考えがあると思うと参考になる。カルティエ展ほどでは無いけれどかなり素晴らしい展示であった。普段美術館に行かな無いような人にも勧められそう。



終盤のflows/linesで感じた点は、「花と太陽と雨と」だった。

しかし、「直線」というシンプルなものにたいして、自然界には存在しないものであるとか人間の想像にしかないものであるとか、普段から創造に注力し続けていないと到達出来ないだろう感覚に思えた。写真ではそうでもないだろうけれど間近に見ると迫力があって感動する。

しかし佐藤可士和って人すごくない?仕事し過ぎ。

普段は美術館に来ないような人にも勧められる素晴らしい企画だった。満足だった。思わず著書をkindleで買いたくなる内容だった。佐藤可士和のクリエイティブシンキングは買った。

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