ようやく夏アニメを見始めた。

 中二病的表記にこだわるなら首都決戦となるのであろうが、いわゆる「都知事選」に夢中になりすぎて、夏アニメを見ることができなかったわけではなく、おもにあまりにも暑すぎて、家に帰ってきてから、ひとっぷろ浴びて、腸活?のためのカルピスなどを飲んでいると眠気が襲ってくるので、そのまま寝てしまったり、そもそも春アニメを反復しているので、夏アニメに割くだけの時間もないのであった。
 正直に申せば、都知事選に割いた時間は投票への往復の散歩時間のみであった。選挙番組の切り抜きは都知事選後にツイッターに流れてくるのを見た程度で合計すると10分少々くらいのものであろうか。例によっていっちょカミでよく知りもしないことをつぶやくように心がけている。いっちょガミの精神を大切にしていきたい、ということでもない。ただ、幸いというべきが、ぼくには文章力がないため、つまり、煽り力に欠けるため、人目に付くこともなく好き勝手なことが言えてよかった。あと、レトリックというものに頼らないようにしているため、それとは別に煽り力が低いのかもしれない。

 春アニメのメモ
 『終末トレインどこへいく?』
 この作品の社会批評性について
 英雄願望と大衆
 ボス 小人の駅の住人
 アリス ウライズミン
 ゾンビの女王、黒木さん 
 ついつい英雄という存在を待望してしまう大衆を単に批判しているわけではないと思う。もし、ただ大衆を批判したいだけなら、黒木さんはラストで女王であることを辞めるだろう。とくにこれといった明確な解釈を提示することは今のぼくにはできないので、引き続き考えていきたい。
 
 通算で3回目の突貫視聴をしたのだけど、会話劇はやっぱおもしろい。
 続編への期待をしたい。

 『ガールズバンドクライ』
 中途半端に終わったように見えるというのは、そうなのかもしれないけど、ラストで武道館で彼女たちの音楽が鳴り響いたらよかったのか?というと、あまりそうは思えない。というか、見直す時間がとれないので、彼女たちにのいうところの「間違っていない」とはどういうことなのか?を再視聴したら、検討してみたい。
 アテンションエコノミーへの批評性みたいなものは初めからないような気もするけど。デジタルネイティブ世代みたいなことばが当たり前のように言われるけど、①そばで一緒に泣いたり、笑ったりしてくれる人も、②ネットでトゲナシトゲアリの音楽に「いいね」してくれる人、フォローしてくれる人も、どっちもバンド活動を続けるなら、彼女たちにとって必要なのだろう。作品と現実はここではつながっている。この作品自体がツイッターのトレンド入りとかを期待していないはずはないのであるから…では、そこがこの作品の欠点になるのか?については意見は割れるだろう。ぼくは肯定でも、否定でもないけど、ツイッターでこの作品のアニメの感想を見つけやすいのは、明らかに「ガルクラ」で検索できるからということによるのだし?

 夏アニメのメモ
 『異世界スーサイド・スクワット』
 DCコミックについてはまったく知らないけど、見始めた。1話時点ではよくわからないが、異世界に行ったようだ。

 『時々ボソッとロシア語でデレる隣のアーリャさん』
 出オチアニメではないか?と危惧している。隣の青年がロシア語を解する人物であるとアーリャさんがどこで気づくのか?

 『しかののこのここしたんたん』
 出オチアニメではないのか?と危惧している。シカの教室への入室シーンは映像的な見ごたえがあったが…シカ部というものについてはよくわからない。というか、部活動ものなのか?
 OPが話題になっているのは見かけた。
 ただ、ぼくは『キルミーベイベー』がかなり好きなので、この種のギャグアニメについてはかなり厳しめな視線を向けたくなる。イミフなラインをどう攻めるのか?生娘いじりとかあまりにもしつこいとただ下品なだけでは?と思えてくる。で、なによりもイミフな笑いではなく、下ネタアニメなのか?と。下ネタアニメでもいいけれど、そうすると最近では『まほあこ』があった。下ネタアニメというか?かなりまじめなアニメに仕上がっていた気がするが。正義の味方が赤ちゃんプレイで失禁して、その正義の味方がすっきりしたと述べるシーンに感動した。
 あれ?脱線した。

 『逃げ上手の若君』
 悲劇的結末を迎えるのか?
 導入はおもしろかった。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?