【小話】お前は気持ち悪い

 人事部の水野崇(みずの たかし)は同じく人事部の後輩井出梨華(いいで りか)のことを「ちょっといいな」と思っていた。
 水野の同期が結婚を期に退職することになり、今日はその送別会だ。会は盛り上がり、ほとんどの人は居酒屋で行われた2次会に参加した。
 2次会の後、居酒屋の外での会話。


水野「井出さん、3次会も行く❓」
井出「あ〜……………、帰ります」
水野「そう❓3次会カラオケだよ❓」
井出「喉、守りたいので」

水野は井出の喉に手を伸ばした。
井出はすばやく身体をかわし、水野から2mほど離れた。

水野「え……」
井出「お前は気持ち悪い」
水野「えっ」
井出「お前は、気持ち悪い。お前は、気持ち悪い。お前は、気持ち悪い。お前は、気持ち悪い。」
水野「え………」

異変に気付いた井出の同期(佐々木ゆか)が井手に近づく。

佐々木「りかちゃんどうしたの❓」
井手「ゆかちゃん❗私、今日ゆかちゃんのうちに泊まりたいなぁ♥」
佐々木「わぁ♥ほんと❓いいよ❗コンタクトも置いてたよね、ワンデーのやつ」
井手「うん❣️メガネも持ってきてるから大丈夫だよ♥こないだどっちもなかったからさ〜、いつもメガネ入れてるんだ♥」
佐々木「そうなの❓じゃあ、うーん、タクシー乗る❓」
井手「え〜♥電車がいい♥」
佐々木「電車がいいのか〜♥じゃあ電車乗ろうね♥明日のごはん駅で買おっか♥」
井手「うん❣️」

井手は佐々木と腕を組みながら去っていった。


おわり



愛を込めてキッスを……😘😘😘 サポート後に出る文でも熱烈キッスをしています イェ~~~~💓💓💓