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バテレンの侵略から日本を守った信長・秀吉・家康の戦い

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大航海時代、ポルトガルとスペインは、キリシタンを尖兵として、世界侵略を進めていました。中南米、フィリピン、マカオなどがその例です。その危険性に気づいた三英傑が日本を守りました。
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#歴史教育

JOG(982) ヨーロッパとの出会い

 キリスト教宣教師を尖兵として世界を植民地化しようとする西洋諸国に、日本はいかに対峙したか。 ■1.「ポルトガルとスペインの世界分割」  16世紀にイスラム文化の影響によって天文学や地理学が発達し、羅針盤や帆船の技術が進むと、大西洋に面したスペインとポルトガルが競って海外に乗り出した。その様子を育鵬社版の中学歴史教科書は次のように記述する。 __________ ポルトガルとスペインの世界分割 ポルトガルとスペインは,軍隊や商人,宣教師をアジアの諸地域と南北アメリカ大陸