JOG(589) ラスト・エンペラーと「偽」満洲国
日本は最後の清国皇帝を傀儡として、「偽」満洲国をでっちあげたのか?
■1.最後の皇帝の東京裁判での証言■
清国の最後の皇帝であり、後に満洲国皇帝となった愛新覚
羅 溥儀(あいしんかくら ふぎ)は、東京裁判にソ連側の証
人として召喚され、「満洲国においては自分は日本軍閥の傀
儡(かいらい)に過ぎなかった」と答弁した。
当時、溥儀はソ連に拘留されており、日本が満洲を侵略した
とするソ連の望むとおりの証言をしたのである。
満洲事変当時、溥儀が陸相・南次郎に宛てた親書