JOG(320) 子どもを伸ばす漢字教育
幼稚園児たちは喜んで漢字を覚え、知能指数も高まり、情操も豊かになっていった。
■1.2歳の幼児が漢字を読んだ!■
きっかけは偶然だった。小学校教師の石井勲氏が炬燵(こたつ)に入って「国語教育論」という本を読んでいた。そこに2歳の長男がよちよち歩いてきて、石井氏の膝の上に上がり込んできたので、氏は炬燵の上に本を伏せて置いた。
その時、この2歳の幼児が「国語教育論」の「教」という漢字を指して「きょう」と言ったのである。びっくりして、どうしてこんな難しい字が読めたんだろ