Web3事始

【はじめに】
”私が、MGR!?
”喜んで！”
　2022年2月頭のことだった。

Web3教育やBCGゲーム攻略を行っているSamuraiGG。

その組織のコアメンバーから3月からコミュニティーマネージャーとして活動をしてみないかと打診を受け、2つ返事でこれを受けた。

きっかけは甚だしく不純だった。
半年前こんなことになるとはだれが思っただろうか。

たぶん、ギルドのメンバーはもちろん、友人も家族も、いや自分自身びっくりしている。
逆に言えばこんな未経験者でも短期間で学んでいけるしマネージャにもなれる世界だ。
　このエッセイでは少しずつだが”わたし”というWeb3未経験者が半年間でみてきたことや思ったことを書いていきます。
　本当に誰でも先駆者になれるのが今のWeb3。
少しでも皆さんの後押しになれると幸いです。

【7月　きっかけ】

2022年7月。
時はコロナ禍の真っ只中で残業も少ないご時世。
連日患者数は数万人の異常事態で自分も収入がいつ減ってもおかしくない時代の話だ。

当時の私は少しでも生活の足しになればとおもい
私はいわゆる懸賞垢というアカウントを作って動かしていた。
いや、今も動かしているが今よりも懸賞に熱中していた。

　え！？PS5が6名、switchが10名、アマギフが総額20万!?

ある日Twitterのタイムラインを何の気なしに見ていたところとんでもない豪華な案件が目に留まった。

”なになに。フォロリツで参加。”
いつも通りだ。
”希望の賞品リプとdiscord加入で当選率up”
よくあるコミュニティーへの誘導である。当選率うｐとは言うものの基本的にタスクはこなさないと当たらないと思った方がいいのは懸賞業界の常識でもある。

　それに。discordということは懸賞業界ではまだまだ見慣れないツールである。
　すでにrt自体は１万を越えてはいるものの、逆にいえばdiscordに入ってしまえさえすれば倍率はそこまで高くないはず・・・！
　　
　私はDiscordに迷わず加入した。
この時SamuraiGGが何をやっているかなんてまったく気にしていなかったのは今だから言えることだ。

ーSamuraiGGのチュートリアルー
　Discordに加入して案内を見てようやく何をしている団体なのかを把握する。

えーと。
メタバースとNFTの企業さんなんだな。

ウォレットを作る？取引所口座を開設する？
これまでただでさえよくわからなくて怪しいと避けていた仮想通貨の話だ。
　ほかのツイートをよく見てみるとPlay to earnとも書かれている。
ゲームをプレーして遊んで稼げる？

ゲームをして稼げる・・・そんなうまい話なんてあるのかなあ？
怪しいとは思いつつ、本当にそうだったらいいなと思いながらチャンネルを適当に回ってみる。

　元素騎士かあ・・・どうやらラグナロクみたいなRPGらしい。（MMORPG）。
何でも10月にFAINALFANTASYでおなじみの天野先生が手掛ける武器や防具を売り出すようで、現在はそのプロモーションの真っ最中。ちょっと興味あるぞ。

8月①PS5と初めてのWL

8月②メタマスクと、仮想通貨と

9月①初めてのBCG

9月②偏見と、初めてのBCG友達と

9月③親切と、恩返しと

10月①Aiアートとの出会い

10月②ギルドMVP

11月①部活動

11月②Aiアート部

12月①忘年会

12月②2次会と3次会

12月③Aiアートと懸賞と

1月①NFT化

1月②2つのアートイベント計画

2月①Aiアートとわたし

2月②MGR

2月③”ふつう”

（書き終わり）

まったく知識のなかった半年前。

Web3に触れる前は仮想通貨を扱ったりメタバースやNFTを扱う人なんて、普通じゃない人だと当時は思っていた。

私は、この半年間の経験でそれは偏見だったということに気づけた。
それだけのことだ。

わたしは、普通である。

”夜遊びません？”
あら。
今日はニムトのお誘いだ。

”ジョーさん、Aiの描き方教えてください！”
今度はAiの勉強会だ。

”ゲーム作りましょうよ！”
今度は仕事のお話だ。

普通に、幸せである。（おわり）