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  宵闇が迫る街

 観覧車の脇を通り公園の小道を辿って行くと、左手に葛西臨海水族館の建物が見えた。随分前に回遊する鮪で有名だったが、鮪たちが次々と謎の死で居なくなり、今後また鮪を育てることは可能なのかと報道されていたことを思いだした、また鮪さん達の大水槽で泳ぐ姿を見られる日が来るのかなとふっと思った。            
 展望台と思われる建造物が中央に建っているのが見えた。
構造物の下まで来ると浜辺と東京湾と一望できた。浜辺に行くと廻りは一面、芝生で覆われていた。芝生の先にはベンチが並んでいた。              久しぶりに歩いたので足の裏が痛くなった。多分、駅からここまで5キロは歩いたのではないかと思う。ベンチに腰をおろして、しばらく海辺の風景と、散歩を楽しむ人達を観察した。
 


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