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ぼくらがスタートアップにこだわる理由
2017年にシニフィアンという会社を共同創業者の3名で立ち上げてから、2年半ほどが経ちました。以来、Pre-IPO/Post-IPOといった区別なく、一貫してスタートアップに携わる仕事に取り組んでいます。私たちの会社にとっては、新たに「THE FUND」というグロースファンドを立ち上げたという点で、2019年は大きな意味を持つ1年でした。
そんな中、たまたま先日、最初のスタートアップで共に働い
ビジネス書には(たぶん)載っていないスタートアップ売却のTips
北米のスタートアップのイグジットの8-9割がM&Aであることはよく知られていますが、最近は日本でもM&Aを通じたスタートアップの事業成長や新陳代謝の意義等が議論される機会が増えてきました。
私(朝倉)は、自分が代表を務めたスタートアップの売却を(なぜか同じ会社で2回)経験しており、売却先であるミクシィでは買い手の立場でスタートアップの買収を実施しています。
また独立社外取締役を務めたスタートアップ
2024年の国内スタートアップ環境展望
例年、年の瀬が近づくとスタートアップ関連するその年のふり返りと翌年の展望について各所で尋ねられます。
その年のふり返りはともかく、いつも答えに窮するのが翌年に注目すべきセクターや、スタートアップを取り巻く環境に生じる変化に関する質問です。
答えに窮するのは正直なところ「よくわからないから」というのが最大の理由ではあります。ただ注目セクターの予測を問われて感じるのは、10年の時間軸でファンドを運営
ざっくり考えるVCの資本コスト
VCがスタートアップからの出資依頼を見送る際の定番の理由に「スケールするビジネスではない」「市場規模が小さい」といったものがあります。ただ、この回答だけだとスタートアップ当事者にとっては今ひとつ何がネックなのかわかりにくいかもしれません。
これらのフレーズをもう少し細かく紐解くと「事業の成長余地が限られており、投資しても得られるリターンが低い」と、VC側が見立てているということを意味します(その
スタートアップの農耕民族化について考える
混迷を極める現代社会の病巣に、臨床医学的な見地から軽妙洒脱な筆致で快刀乱麻にメスを入れるサブカル産業医・大室正志と、特にメスは入れていない朝倉、ビジネス芸人のThe Breakthrough Company GO三浦崇宏が考える、スタートアップの農耕民族化について。
スタートアップは農耕民族化しつつあるのか大室:今回は、「スタートアップにおける組織文化の多様性について」話していきたいと思います。
【FABRIC TOKYO 森】D2Cスタートアップの肝はブランド構築
数年前であれば、あまり注目されることもなかったD2Cが、なぜ今こんなにも存在感を持つようになったのか。ブームよりも一足早くD2C事業を手掛けてきたFABRIC TOKYOの森社長にお話を伺いました。
なぜ今D2Cが注目されているのか朝倉(シニフィアン共同代表):FABRIC TOKYOがネットでのオーダーメイド事業を始めたのって2014年頃からでしたよね?
森(FABRIC TOKYO CEO
【Anyplace内藤聡】USのインキュベーション・プログラム事情
シリコンバレーでCo-living事業を展開するスタートアップ・Anyplaceを創業した内藤聡さん。彼は『エンジェル投資家』の著者・ジェイソン・カラカニスが主催するインキュベーション・プログラムであるLAUNCH Incubatorにも参加しています。
日本に一時帰国しているタイミングに、彼のLAUNCH Incubatorでの体験について聞いてみました。
内藤聡 : Anyplace共同創業
【Anyplace内藤聡】「ソーシャル・ネットワーク」を見てシリコンバレーで起業した話
シリコンバレーでスタートアップAnyplaceを展開する内藤聡さん。同社は2018年に米国著名投資家から資金調達をし、現在では14カ国43都市で利用できるホテルの賃貸利用サービスを展開しています。
日本に一時帰国しているタイミングで、彼がシリコンバレーで起業した経緯と、Anyplaceの成長過程について聞いてみました。
内藤聡
Anyplace共同創業者。1990年山梨県生まれ。大学卒業後に渡米
SPA!騒動に見る衰退期の先鋭化問題
雑誌が好きすぎて本当は医者よりも編集者になりたかったサブカル産業医・大室正志と、「dマガジン」導入後、そのあまりにも時間泥棒な中毒性に苦悩する朝倉祐介による、内角高めギリギリストライクゾーンを狙った放談企画。
第4回は少し前に話題になった『SPA!』の騒動について、ああだこうだ言っています。
ディスクレーマー:最後まで読んでも、特に得るものはありません。
本稿は「論語と算盤と私とVoicy」の放送