大企業が全てを解決してくれるのか
私は現在大学3年生。
就職活動の早期選考をまじまじと感じ、現在は真っ只中。
今も机の上に青いSPIの問題集があり、午後はESを一本書く予定。
それを始めたのは大学3年の6月頭。
何でその時に始めることになったのか。
それは言うまでのもなく、自分の凡人さによくやくしっかり向き合えたからに他ならない。
自分は人生の中に夢中を見つけたかった。
そのエナジーは高校卒業までサッカーに向けられていた。
本当にプロになろうと思っていた。ただサッカーが楽しくはなかった。サッカーでのし上がっていく自分に興奮していた。練習で成果を残す。スタメンに選ばれる。点を決める。次の試合も使ってもらえる。継続して結果を出す。ランクを一つ上げる。そのサイクルが自分を刺激した。サッカーの楽しさは大学入学後参加したフットサルで初めて感じた。それくらいサッカーは自分にとって手段でしかなかった。
高校で自分にはプロになるモノがないと悟った。違う方向に進まなくてはいけなかった。近くにいる人がこぞって大学受験したこともあり、自分もそれを選んだ。次になる没頭は受験。そう心に決めた。
中々勉強は面白かった。特に英語と国語は面白い。高校受験ぶりの勉強に楽しさを見出した。ただ計画性の無さや人を頼らないことが起因となりFラン大学と言われる場所へ入学することになった。
人生で初めて自分を本当に嫌いになった。
大学入学後は受験期の延長で勤勉さを自分にいつも求めるようになる。
またYouTube見るのか。いつまで見てるんだよ。そう頭が叫ぶが、自制心の少ない自分には何も響かない。
とは言いつつも勤勉さがあるので、本を読んだ。たくさん読んだ。自己啓発、インフルエンサー、ビジネスなど有名なものは手当たり次第で読んだ。
そんな本を読んでいるとある思いが芽生え始めた。
「何か世の中にインパクトを残したい」
ふつふつと何かに夢中になれる自分が顔をのぞかせた。
英語教育を変えたいと思い。英語にかじりついた。
テクノロジーで世界を変えたい。プログラミングと数学にかじりついた。
不労所得で生きていく。ブログ運営や簿記にかじりついた。
どれも継続性とビジョンの薄さから頓挫する状態に。危うく情報商材に20万突っ込みそうにもなった。(実際突っ込んで全額返金してもらった)
そうこうしてると瞬く間に3年の春過ぎにいた。このままフワフワしてていいのか。そんな不安に襲われた。中途半端な格好で生きている自分に恥ずかしさを感じた。学内でリクルートスーツを着た同学年を傍目に劣等感。このままじゃいけねえわ。就職して地に足付けて生きていこう。自然と思考がそういう方向に変わった。
変われば夢中なる性格だからちゃんと就職活動を始めた。自己分析をした。説明会に参加し、夏のインターンシップに応募する。30社近くエントリー。大手ハウスメーカーと大手証券会社から参加の許可。痺れた。人生に活気が溢れた。適性検査もちゃんと勉強している。ガクチカも作っている最中。うん、まあ悪くはないね。それをどれだけやれるかじゃないかな。
でも、これでいいんだっけ。
そんなことをある一冊の本が問いかけてきた。
僕は君の「熱」に投資しよう。
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