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アジャイル

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アジャイル開発というより、アジャイルの考え方・プロセス・プラクティスを活用した組織マネジメントや組織改革など開発以外に関することをまとめる予定です。
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2022年8月の記事一覧

【アジャイル】いろんなアジャイル宣言

アジャイルは開発だけのものではなかった… 私は自分の興味と仕事柄、「アジャイル」に取り組んでいます。 経歴的には元々開発でしたが、研修ではイテレーション開発とかは習いましたが、実質はウォーターフォールでしたし、その後も企画的な仕事をしたときに開発先が取り入れている程度で、そこまで詳しくはなかったです。 そこまで詳しく無かったアジャイル開発ですが、そのアジャイルの考え方やプラクティスが開発以外の仕事、組織マネジメントにも活用できると気づかされたのがここ最近で、自分が今まで仕

【マネジメント・アジャイル】内発的動機付けとアジャイル

モチベーションに繋がる3つの基本欲求をご存じでしょうか? 自律性・有能感・関係性詳しい内容は他の記事を参照として… 動機付け(モチベーション)には外発的動機付けと、内発的動機付けがあります。 これまで企業で働く人のモチベーションとしては昇級や昇格、賞罰などの要素が強く、これが外発的動機付けです。特に短期的に成果を出すには外発的動機付けが有効とされています。 しかし最近は内発的動機付けが注目されています。個人の内面にあるものを満足させるものであり、特に最近の若手の世代は昇

【仕事】仕事の見える化は必要か?

私個人としては必要と思ってますが… アジャイルの基本、見える化・重ね合わせたびたびここに話題に出す、市谷さんですが、今の時代の仕事の仕方、組織マネジメントとしてアジャイルを推していて、私も一緒にお仕事させていただいたり、その価値観について理解・共感できたところもあり、賛同者ではあります。 その中でも、まず自分1人でやるにしてもチームや組織でやるにしても、自分の仕事を棚卸しして見える化すること、見える化の後はチームの中での重ね合わせ(チームのみんなのタスクを並べてみんなで見

【書評】組織を芯からアジャイルにする

たびたび本noteにも出している市谷氏の最新本です。 私は彼とお仕事をしているのですが、読んだ感想としては、本当に普段から言っていることとブレておらず、一貫して筋を通していて、話もしてくれているし実際彼自身も動いてくれているなということです。つまり、有言実行。 たまに本を書いている人がメディアに出て喋ると違和感を感じることがありますが、彼の場合、この本(他の彼の本もそうですが)と本人の両方を知ると、同じ人が書いているんだなと確信できます。 まさに、彼自身の「芯」を通した本

【マネジメント】「組織の芯を捉え直す問い」に答えてみる

出たかったが、諸々事情があって出られなかった… (この時間に合わせて動いていたけど、予定が狂ってしまった…) 読書会の中では、第一章、第二章の最後にある「組織の芯を捉え直す問い」について対話をする場があったそうだ。(勿論、読んであった) なので、自分なりにここでいくつか抜粋して表出してみることにした。 (全部の問いは書かないので、是非購入してほしい。良書ですので) ずっとこのままではマズイということを社長レベルで何年も前から発信されており、数年前から会社としては変わる意思