ライター講座レポ記事①「幸せになろう」
「大切なのは成功することではなく、幸せになること」
これは、この10月に学び始めをしてみようと決心したライター講座でいただいた言葉である。つまり、ライターになることはゴールではないよね?幸せになりたいってことだよね?と。これにはズキュンときた。なぜなら、大学を卒業後、20年近く会社勤めをしてきて(ちなみに今も同じ会社で働き続けている)、幸せになりたいから仕事をしているという言葉にたどり着くことができていなかったからである。恥ずかしいけれど。
特に深刻な事情でもないが、ワケあってこのライター講座を受講している。でも実はそのワケなんて、ちょっとしたきっかけにしかすぎなかったのだ。私は「大切なのは成功することではなく、幸せになること」というこの言葉をちゃんと理解し、ちゃんと実践できるようになるために、“書くことを仕事にしてみたいな”、“まずは一度しっかり学んでみたいな”という思いに駆られたのではないだろうか。そう思えたこと、その思いに従って行動できた自分にまずは感謝しよう。そして、幸せである、何ならこれまでもずっと幸せだったんだぞと、堂々と自分に言えるようになろう。そのためにこれから少しずつ、丁寧に、書くことに向き合っていきたいと思う。
最近人と会話する中で、ドキドキハラハラする瞬間がある。それは“何が好きか?”を聞かれる時だ。誰のためか分からない目の前のことに一生懸命になりすぎた結果、好きなことが何かを考えたり、衝動で動いたりすることをしなくなっていた。この講座だって1年以上悩んでようやく動いたくらいである。大事にしたいことはたくさんある。でも、純粋な気持ちで好き!と思えることは何か、すぐに思いつかなくてとても困っている(困るというのも変だが、実際そうなのだ)。なおライターは、好きがあると強いという。これを聞いて“まずいな、どうしよう”と思った。でも、書いているうちに好きが見つかることもあるし、人に見つけてもらえることもあるという。これは朗報。ひと安心して、その可能性にワクワクした。
さて、1回目の講座を通して私が得たこと。それは、好きの再発見が自分には必要であるということ。そして、ライターになることはゴールではなく手段なのであるという重要な軌道修正が、この序盤でできたことだ。何だか自分のことばかりを綴ってしまったが、まずは自分のためのブログであるからこれで良しとする。人生初めてのブログをスタートさせたところで、次回に続く。