形の先の機能を知る

1月末からテニススクールに通い始めて、仕事でも通じる面白い話を聞いた。

テニスにおいてレベルの高い発展を求める時に、形ではなく機能の理解が不可欠だと言う。

例えばボールを打つ前にラケットを引くテークバック。形としてはラケットを後ろに引いているように見えるが、本質的機能は体をひねること(ターン)だと言う。目で見える行動や形の裏には機能がある。抑えるべきは機能である。

広告運用についても近いことが言えると思う。成果をあげる人の行動の裏には機能がある。自覚しているか場合によるが、緻密に組まれた業務プロセスはそれぞれの工程に必要不可欠な機能がある。受注や交渉プロセスにおいても同様。

もっと言えば、仕事そのものが社会に対して果たす役割があり、これが仕事の社会的な機能だと思う。形を見てその仕事をダサいとかつまらないと感じる人がいるが、短絡的なきがする。機能がわかれば仕事の見え方も変わる。

社会人2年目くらいから、広告運用が社会に対して負っているもの、役割について社内で持論をぶつぶつ展開していたのは、そんな小さな反骨心からかもしれない。

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