自らの成長設計

4月に入り新しい組織やチームで仕事を始める人も多いのではないだろうか。僕自身も環境が変わる中で、振り返りの方法を再設計している。

変化の激しい社会でキャリア形成をする上で、またやる気を高く保つ上で、振り返りをどう設計するかは重要だと捉えている。少し僕が普段心がけていることを書き留めておきたい。

振り返りには、下記ポイントをどう振り返るかを設計するのが肝要だと思っている。

①自社向けの業務上の目標達成(Must)
②自分向けの自らの能力開発(Can)
③市場向けのやりたいことに対する振り返り(Will)

①と③が重なる人は分ける必要もないが、多くのサラリーマンは会社の目標と人生をかけてやりたいことの間には少なからずギャップがあると思う。それぞれ少し詳細に記載してみたい。

①業務上の振り返りについては、週次とか短いスパンで定量的な振り返りを行う。売粗のような最終KPIと、与件や提案の数について滞りなく進行しているかモニタリングし、課題が見つかれば対策を打つ。

②自らの能力開発は、どちらかというと今の業務を起点に考える。スキルの習得につながる業務を整理しても、その業務が与えられるとは限らない。だから積み上げ式で考える。

一度学びたいスキルセットまで落とし込んだら、それに付随する業務カテゴリがあるかを探して、その業務を通じてやったことと、学びを整理して行く。これも週次くらいの細かい頻度で確認して行くが、目標対比ではなく進んでいるかで確認する。

そして③の市場向けのやりたいことは、社外の行動も多分に取り入れながら、マイルストーン設定を行なっていく。月次か隔月くらいの粗めの期間で行動と学びを振り返って行く。これも積み上げ式がいいと思う。

僕自身、社会人5年目に入り、成長の鈍化が発生しやすい年次になってきていると思う。上記を意識しつつ、成長プランを再設計したい。


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