マネージャーになって

2018年4月1日をもって昇進することとなり、チームマネージャーとして正式に組織を牽引していく立場となった。上長にはことあるごとに組織課題に対して進言してきたつもりだったので、正式に実行できる役職が与えられたことはうれしかった。

私の理解では、マネージャーは役割でしかなく、役職の解除も日常的に存在する。それでも今は、やりたかったマネージャーという仕事に対して、全力でコミットしていきたいと思う。今後マネージャーとして学んでいくことは多いと思うが、なりたい姿を書き留めておきたいと思う。

1.会社に勇気を与えられる存在になる
4年目になるタイミングでマネージャーになるのは同期で私を含めて2名。会社としてまだ比較的若手を管理職にすえることは、勇気の必要な決断だったと思う。「松林でここまでできるのか。若手にもっともっとチャンスを与えていこう。」そう会社に思わせられるよう、期待に対してしっかり応えていく。

特にオペレーションの出身者として、コンサルタントのマネージャーになる意味を考えたとき、管理画面と業務プロセスを深く理解しているからこそできるメディアの成長に対するコミットは、しっかり示していかなくてはならない。

これは率いるチームに対しても言えることなので、しっかりとしたビジョンと計画の元、成果とメンバーの成長に貢献したい。

2.メンバーより一歩先に学び、自己実現を支援する
メンバーに対する支援は、積極的に行っていく。そのために成長速度を加速させたいし、メンバーに役立つであろう気づきは、一歩先に学んでおきたい。

今まで自らの成長のために学ぶことが多かったが、これからはメンバーの成長のために学び、必要な支援を実行していきたい。自分の将来像から逆算した学びだけではなく、組織メンバーの将来像から逆算した学びに切り替えていく。組織にたくさんのものを還元していきたい。

3. 10年後 「また会いたい」と思われる存在になる
これがとても難しいことだと思うが、価値の高いことだとも思う。一緒に仕事をしていく中で、その人にとって本当に価値のある学びを提供し、思い出を一緒に作り、人生においても支援者であり続けたいと思う。

今は労働環境の変化も早いので、10年もすれば全く違う環境で頑張っているかもしれない。その時、成果が出たときに顔が浮かぶ、何かいいことがあった時に報告したくなる、人生の分岐点でまた会いたいと思われる人でありたい。これは直近上司に教わったマネージャーとしての価値観と、自身が表彰や昇進のタイミングで経験したことと関連している。

そのために、遠慮のいらない関係(メンバー自らを下だと感じさせない)、潜在的に求められていることに対する適切なフィードバックが必要だと感じる。

上記3つを特に意識し、行動に落とし込み、マネージャーとしての1年目を楽しく駆け抜けていこうと思う。

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