まだ見ぬきみをさがして


9月1日

ほかの誰かにとってはなんてことない365分の1日に過ぎない今日。うりじょんぐくの誕生日。1年に一度しかない特別な日。

お誕生日おめでとうございます、生まれてきてくれてありがとう、そんな願いとありったけの愛をこめて  どこにもだれにも届くことなく消えていくだけのわたしのじょんぐぐへのきもちを綴ってみる。



彼との出会いは、梅雨の日だった。その日は朝からバイトで弟とふたり朝ご飯を食べているときだった。テレビに映る美しい少年に頭と心を銃でぶち抜かれたような気がした。インタビューをうける少年にわたしは一目惚れをしたのだ。人生ではじめて感じる胸の高鳴り。

「だれ!?この子!」と叫ぶわたしに弟が冷静な声で「じょんぐく」と答えた。「JUNG KOOK」そうテロップを入れられる少年は受賞のよろこびを大きな目をくりくりきらきらさせながら韓国語ではなしていた。

それまでわたしは渋○す○るに恋焦がれ日本のアイドルだけに目を向けていた。ぼうだんしょうねんだんという名前は知っていた。だけどまさかわたしの人生で日本以外の国のひとを愛する日がくるとは夢にもおもわなかった。だって、だれかを愛するうえで言葉がちがうというのはわたしにとってすごく大きなことだったから。

そんなこんなで(は?)わたしは彼に、彼らに、恋におちた。


ひょんたちにかわいがられるじょんぐくがいて、 


きりっとしたJUNG KOOKがいて、


屈託のない笑顔の少年ちょんじょんぐくがいて、



今までみたことのない美しい生物との出会いはまさに未知との遭遇。毎日がはじめての連続だった。なによりわたしが衝撃的だったのは彼らの歌とダンス。韓国語なんてアニョハセヨ(正確にはアンニョンハセヨ)とサランヘヨしかしらないし、正直韓国にいいイメージなんてひとつもなかったわたしが韓国語で歌って踊る彼らから目がはなせなかった。色とりどりの声、頭のさきから指のさきまでそろった唯一無二のダンス、心にまっすぐ染み込む歌詞…どれも新鮮で衝撃的だった。またひとつ新しい弾丸がわたしをぶち抜いた。


じょんぐくの魅力ってなんだろう。

一瞬で心を掴まれたのは容姿だけど、もちろんそれだけじゃなくて。知れば知るほどはまっていく。いい姿を見せようと常に努力してあたらしい彼を見せ続けてくれる彼が好き。彼をつくるすべての彼がわたしの心に刺さって抜けないのだ。それに、“今日はどんなきみを見せてくれるんだろう”そんなふうに彼を見つめているわたしがすき。

わたしは今日も恋をする。

彼の中に新しい彼を見つけて。


すてきな1年になりますように…


You are the cause of my euphoria


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