ARK:SE Crystal Isles PVP隠れ家拠点の位置

はじめに

 ARK公式PVP(対プレーヤー)サーバーと言えばサーバー豪族へ対抗する力を蓄えるまでの隠れ家の選定が重要です。家を大っぴらに構えて協調の道も良いのですが、いずれにせよ他プレーヤーらを壊滅させようと目論む勢力は居るものです。私達もそんなプレーヤーらに煮え湯を何度も飲まされました。ハウスを隠すことは、重要です。

 延べ9名にもなっていたトライブ(部族)の我々は、当初は公式Asia(アジア)サーバー・Island(初期マップ)でサーバー内覇権を目指して居ました。しかし公式Asiaサーバーは脆弱でよくサーバーがダウンする為に、紆余曲折を経て、トライブ内投票で公式NA(北米)サーバー・Crystal Isles(クリスタルアイルズ)で覇権を狙うことに決定しました。クリアイといえば当時の最新マップでしたし、現在はレベル65必要なクリスタルワイバーンの入手もレベル制限は無く、初っ端から従えることが可能でした。なんと美味しい!(追記:当初からレベル65必要だったようです) そんな我々は、サーバー内で北米サーバーにも関わらず何故か居る中韓人らと熱き闘争を繰り広げました。

クリスタルアイルズ

 さて、そんな彼らのサーチからうまく潜伏でき続けた隠れ家達の位置を紹介致します。彼らのヘートを買い続けた上で何週間も耐え抜いた隠れ家達です。自信はあります。ウェブ上に公開してしまうと危ないんじゃないか? 誰もこのnoteなんて見ないから平気。

木造ハウス

 隠れ家を紹介すると言いつつまずは隠れていない普通の家です。当初はPVPサーバーの危険性をさほど存じず、普通に皆で成長していったらいいなと甘い考えで大きめの木造ハウスをつくりました。

家の建っていたマップ南西のごく普通の海岸(詳しい場所は忘れました)

 転機はある日訪れました。クリスタルワイバーンに乗った外国語を喋る敵、ドラグナーとでも呼ぶべき男が我々の家に来襲、全てを破壊して行きました。

隠れ家1

 全てを失った我々は、隠れ家の重要性をようやく認知しました。狼の群れに飛び込む羊が如き甘さを打ち捨て、いつかこのカタキをとるぞ、とったるぞとヘートを覚えた後、同じくクリスタルワイバーンを人数分手に入れ、隠れ家の土地を探しました。

滝の裏の洞窟

 それはマップ中央やや北の洞窟にありました。仲間が「ここはどうだ」と提案してくれたのが滝の裏に構える幻想的な洞窟です。入ってすぐ右手のちょっとした窪みでした。

隠れ家1
隠れ家1の位置(GPSが無くてわかりづらいが)

 マップが完全に開放されていないのは、当時はEpic Gamesでプレーし、今回の撮影はSteamで、マップの共有がされていない為です。

 ロックマンXでも、皆アイシーペンギーゴを最初に攻略する。ロックマンでは氷のボスは弱いという通説がある。我々もまず、寒い地域に居を構えました。この隠れ家はなかなか良かったです。ドラグナーによって移された感染症をトライブ全員が治す程の時間は稼げました。岩のハウスを建造し、そこで着実に力を蓄えていました。しかし同時に欠点も多い隠れ家でもありました。近辺に食料がなさすぎたことです。手ごろなベリーを採ろうにも草がほぼ生えていない。水はあるものの、食料が無い。滝の外へ出て採ろうにも狂暴なダイアウルフ等が蔓延っており我々が食料になる有様。そう、この隠れ家は空腹との戦いでした。

 また、ある日、韓国人のトライブが確か2,3人で襲来し、こちらは人数では勝っていたにも関わらず敵の装備の良さに圧倒され、石製の隠れ家は瞬く間に滅びました。3匹の子豚の童話も近代兵器ロケット弾には敵わなかった様です。また、ベッドが破壊された後のリスポーンにも苦労し、近所にランダムリスポーンしてもダイアウルフらに食い殺され、戦地に辿り着けないという有様。凍て地はつらい。ロックマンXのリメーク作では最初にアイシーペンギーゴステージを攻略しないのが定番らしいし。

隠れ家2

隠れ家2
隠れ家2
隠れ家2の位置

 浮島らのリージョンの、ある洞窟に入ってすぐ上の空間に目を付けました。ここは洞窟目的で来れば視界に入らない、隠れるにうってつけの場所でした。

隠れ家の図解

 飛行生物が必須ではありますが、そこは我々は再出発記念にクリスタルワイバーンを乱獲しまくったから大丈夫です。我々は、ワイバーンをトラブルで失って等し、その度に補充しで、延べ20体以上は捕まえたのではないかと思います。

 問題点は、ワイバーンを置くスペースが狭いことでしょうか。我がトライブが工業炉を初設置した拠点がここなのですが、その規模の隠れ家になるとワイバーンの駐車スペース、いや駐翼スペースの確保が大変でした。置いておけるワイバーンは6,7体が限度だったと憶えています。詰めればもう少し行けたかも。

 また、この時期には我々のトライブの名前も知れ渡っていました。サーバーの勢力は我らを抜いて確か中国・韓国・よくわからない国の3勢力があったと思うのですが、それらは戦国の世はとうに過ぎ、互いに不可侵を決めていたっぽいのでした。そこに謎に飛び込んできた結構な人員の我々は、さながら昔の映画の宇宙人侵略の様に映ったのかもしれません。中韓は同盟を結び、我々を打倒するべく全体チャットで情報のやり取りをしていました。英語で。

 そしてこの隠れ家の最大の欠点ですが、なんと洞窟判定なことです。それの何が駄目って、ARKにおいて洞窟内では爆発物のダメージが6倍になるのです。中国・韓国どちらの勢力だったか思い出せないが、ある日彼らにこの隠れ家が見つかり、彼らのロケットランチャーの射的のマトにされました。当時はここが洞窟判定だと知らず、うろたえたものです。計算がおかしい、こんなにあっさり破壊されるわけがない。しかし現実は瞬く間に破壊されるタレット達。隠れ家2、撃沈!

隠れ家3

 大規模にリーチをかけていた拠点を失った私達は、ワンピースのルフィらの様に、各々が個別に隠れ家をつくり、後に合流する戦略を執りました。苦労して作り上げたものが壊され、やる気を失った我々でしたので。再起させる為の凪の様な時間が必要でした。

隠れ家3
隠れ家3の位置

 私はここに小さな1マス分の石の隠れ家を建てました。ここは最後の最後まで破壊されませんでした。多分敵に見つかっていたと思うのですが、取るに足らない拠点と思われていたのだと存じます。近くに鉄鉱石があり、横の川から真珠も採れる良い土地でしたよ。寒いのがたまにきず。なお、仲間らの隠れ家はどこに建てていたのか私も知りません。ただ、ここの近所に敵の隠れ家と思わしき建物があったのでそこの作業台から石をくすねたりしたのですが、実はそこは仲間の隠れ家と知り怒られたりもしました。

隠れ家4

隠れ家4の位置付近

 それとは別に、この近所の高台の小さいスペースに寝床を兼ねた隠れ家もつくりました。3マスの家に、ワイバーンが1頭やっと置けるくらいの狭い高台です。飛行生物必須の隠れ家。思い出そうとしながら結構探し回ったのですが、結局見つけられなかったです。輝くクリスタルワイバーンをが覆い隠してくれ、ステルス性は高かったです。まあ、ある日ワイバーンだけ倒されていましたが。

隠れ家5

隠れ家5
隠れ家5
隠れ家5の位置

 真打登場。ジャングルの隠れ家です。ここは大変良かった。まずジャングルというのが隠れやすい。また、マップの端のエリアなので人が来にくいという点も素晴らしい。高低差のある点も隠れるにうってつけ。日中は蒸し暑くなるが、近くに川があるので問題ナシ。洞窟ではないのも良い(反省を活かした) この上に巨大な岩盤があり、上を覆っている点がなにより素晴らしい。私達はここに大規模な隠れ家をつくり、力を蓄えました。

 中韓連合も、チャットで私達のアジトを探そうとやり取りを交わしていたり、私達は私達で敵の拠点を襲撃したりと、とても熱かった時期です。あの時期、敵と私達は戦争をしていた。隠れ家の位置が割れて、中韓人らが全体チャットで位置をばらした日がゴング。ロックエレメンタル2体とその他を引きつれた韓国人らの襲来に、ライフルで敵キャラクターを撃ち抜いたり、グラップリングフックを敵のペットに撃ち込んで動きを封じたり、ワイバーンの足で敵を拘束したり。あの時の我々は「ARKの戦闘」をやっていた。

 敵の波が来ては防衛し、また来ては防衛しを1週間強繰り返していましたが、遂にはうちが陥落しました。理由は戦争中の功績を巡っての仲間割れやらが色々あって、人員が減ったことだと私は思っています。この出来事からマネジメントの大切さを知りました。詳しく語りたいところですが、本筋とは関係ないので別の機会に。

トライブの終わり

 そんなこんなでこの隠れ家を最後に我がトライブは終了しました。クリスタルアイルズの覇権は握れなかったことは残念ですが、ビデオゲームと侮れない実りのある経験が出来ました。一応我がトライブも残党がその後2週間程存続した様で、私も仲の良かった仲間に引き留められたりもしたのですが、やはり解散の流れは止められず仕舞いでしょう。

 ARKは楽しいゲームです。2が楽しみです。


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