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「グループホームは食事作りがあるからちょっと…」 食事作りに関するアレコレ。

こんにちは!はじめまして!アドバイザーのふくたまです。
介護業界のお仕事探をお手伝いし始めて10年ほど。この10年で業界もあれこれかわりました。そんな業界のリアルな情報や、お仕事探しに関するノウハウなどを発信出来たらと思います!

今回は求職者さんとの会話で一番多く話題にあがると言っても過言ではない、「グループホームの食事作り」について書いてみたいと思います。
お仕事をお探しの方に、「次はどんな施設で働きたいですか?」とうかがうと、「お一人お一人とじっくり向き合えるような小規模な施設が希望」という方が多くいらっしゃいます。その場合は、「では9名1ユニット制のグループホームはいかがでしょうか?」とうかがうのですが、「グループホームは食事作りがあるのでちょっと…」となることも多々。

ですがこの「食事作り」も時代とともに大きく様変わりしており、それほどプレッシャーを感じずとも対応出来るかもしれません。
食事作り、以下4パターンが主流です。
①想像通り、の手作り=食材の買い物から献立を考えるところまで全てを担当。買い物は1週間分まとめて…ということも多いため、冷蔵庫に残っている食材で献立を考えて提供する。            料理レベル★★★

②手作り、だけど献立あり=提携栄養士による献立にそって調理。食材もそれにあわせて配達されてくる、というパターンが多く、調味料のグラム数まで決まっている、ということも。また、献立は決まっているが(もしくは過去提供してきた献立を繰り返し提供している)、食材の買い出しや調理は各人任せということも多いです。その場合は「クックパッドなど料理サイトを見ながら調理しています!」という方も多いです。      料理レベル★★

③あたため、のみ=調理済みの料理がパック詰め等になって配達されてきて、それを湯煎であたためるだけ、という調理負担の少ないパターン。ただし、刻みやミキサー・とろみ対応、また、ごはんを炊く・味噌汁を作る 程度の調理はあります。
こういったクックチル食品も技術が進み、作りたての美味しさをキープ出来るようになってきているそう。私もぜひ食べてみたい!   料理レベル★

④専任の調理スタッフの方がいる=なかにはスタッフの負担軽減のために調理スタッフが別途いらっしゃる施設さんも。ただその場合にも、調理スタッはパート職員の場合が多く、その方が休みの時、また昼食と夕食は調理スタッフが対応・朝食は介護スタッフで、ということも多いです。その場合の食事作りは上記①②③いずれになるのかも確認が必要です。  料理レベル☆

もし「グループホームは調理があるから希望しない」と避けている方がいらっしゃれば、ぜひ上記いずれの方法で調理しているのかを確認してみてください。「③④ならいけるかも!」「いや、②でも献立と手順が決まっているならそれ通りにやればいいだけだし…」と視野が広がるかもしれません。
さらに施設の方々がよくおっしゃるには、「大勢の食事を作るという量の部分に不安を感じる方も多いですが、食べ盛りの子供に出す食事ではないので、高齢者9名分の食事量は想像よりも少ないですよ」とのこと!

ちなみに私が担当していた「趣味がお料理」の方は、「むしろ①の施設を探したい!」と。ご自身の作ったお料理をご入居者さんが美味しそうに食べる姿を見られるのがやりがいとのこと♪素敵ですよね。

グループホームのお仕事。家庭的な雰囲気のなかで、ご入居者さんとゆったりとした時間をともに過ごす…まさにお一人お一人に向き合った介護を提供したい方にぜひオススメしたい施設形態です。介護職未経験の方でも挑戦しやすいと言われていますので、ぜひご検討ください。

ジョブキタ紹介介護 では、食事作りなど、気になる細かな情報も事前にしっかりとヒアリングし、皆さまにお伝えしています♪



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