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有名観光地に住まう。お薦めのお店を教えて!と言われてもね…

横浜市内の観光地、おしゃれなお店やカフェが多く、スーパーもなかなか高級。そこで、最近、行かなくなった店が多いと気づく。

見切りをつけた…もう行かないお店

行ってみたら…なーんだ、と残念なお店

このあたりは観光地プライス。

ちょっと一休み、のカフェでも2,000円はかかる。
旅行に行くと、旅行だからと、たまにしかないからと、財布のひもが旅行モードで、気にならなくなったりしますが、そんな贅沢も旅の醍醐味で。

観光地に住まう住民にとっては、生活圏でもあります。
自分の懐具合に合わせて他に行くとか、利用しないとか、工夫は皆していると思います。

けれど、これっていいのかなと、最近思います。

観光客の方は、たまに来るか、もしかして一生に1回来るか、何年の間に1回来るか…でしょうか。

そこで生活している人々からそっぽを向かれた街は魅力があると言えるのでしょうか。

少し、有名な観光地の一つということに、あぐらをかいているように思います。

お店紹介には魅力的なワードがいっぱい綴られています。

食材にこだわっています、シェフの独創、自然とのコラボ、細部に私たちの想いを込めました、とか。

けれど実際は、例えばテーブルはベタベタ、椅子はあぶらぎって、机の花は水が濁り、肝心のスイーツはパサパサに乾ききっている。

例えば店員の方は、シフト相談を大声ではなし、聞いたことには面倒そうに答える、お客さんが食事中でも構わずいそいそと掃除を始める。

例えば店内は、明らかに掃除はされていない。カトラリーや商品は埃をかぶっている。

例えば道端では、店舗の方が、たばこを吸っている。また、店先に無表情に立って不必要に通行人をじっと見る。店内に入りたくても避けたくなり素通りすることになるではないか。

だんだんと魅力が失せる観光地になっている。

商店街としても劣化している。

私たち住民は毎日みている。たまに、ではない。毎日この通りを歩き、毎日多くのお店を利用している。

友人に聞かれると困ってしまう。お薦めのお店を教えて!と言われてもね…というのがこの素晴らしい観光地の今日の姿である。

きょうはこの街に住む住民の一人として危機感を持ち、この劣化を止めなくていいのだろうかと想いを発信する「CSのぼやき」としてお届けしました。

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