それはそれ

僕は計画的にできない。

 最近、ようやくというべきか出てきてくれたやる気のおかげでAndroidStudioの使い方も学び始めることができた。しかし喜んでばかりもいられない。何かを得るためには、それと同等の代価が必要になる。具体的には時間と労力である。

 つまり、他のことがおろそかどころか全く手つかずになってしまっている。一日1tweet弱程度であれば書けるであろうと甘い考えで始めた「たろうくんとおに」も止まってしまった。

 頭の中では完結しているし、おりを見て書こうとはするのだがどうにも進まない。昔から、文章を完結させることよりも推敲することが楽しくてたまらない。どうせ素人たかが140文字、適当に済ませてしまえばいいようなものなのだが書き始めれば止まらなくなってしまう。書き進める手ではなく別の表現を探すことが。

 別に一生に一度の名作を描き上げようとかこの一作をもってプロを目指そうとかそういうことではないのだが、下手は下手なりに、どうしてもやめられなくなってしまうのだ。関係あるのだろうかドラクエなどRPGをやり始めると、クリアを目指すよりも本筋とは関係ない部分の寄り道、下手をすればただただレベルを上げることに熱中していた。クリアしないまま止めてしまったゲームもある。

 例えば曜日を決めて、「今日はAndroidStudioの勉強」「今日はお休み」「今日は創作」「今日はちゃんと寝る日」「今日は休息」「今日は何もしない」などと決めておけばいいのかもしれないが、我ながら守れる気が全くしない。逆に、時間のある限り思いつくすべてをやろうとしてもすぐに息切れしてしまうだろう。

 これだけの文章を書くにも小一時間かかっている。ところでこの「小一時間」とは一時間よりも長いのだろうか短いのだろうか。確か短かった気がする。「一時間弱」という表現は、たまに「一時間と少し」だと思っている人がいるらしい。実際に会ったことはない。


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