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ライブキャッシュプレーヤーが戦わなければいけないもう一人の敵。

 後輩のルキポカ君、苦戦してるみたいですね。

 ライブキャッシュでは、一日のハンドを復習し間違いがなかったか反省することも大事ですが。

 始めたころに必ず復習して欲しいのは一日の心の変化です。ポーカー一本で生活を実際にしていくこととなると、一般の生活ではありえないくらいのたくさんの感情に襲われます。

 でかい、バッドビートをくらうと慣れているとはいえ、プロでも心が傷つきます。

 ルースで下手なプレーヤーにひき続けられて負けると、イライラしますし。

 一か月頑張り続けて、プレーを300時間してもマイナスになると、お金が増えることしか自分が頑張った指標がないので、当然萎えます。

 ましてや、家族や守りたいものがあるとどうしても結果を出せないと焦る気持ちも出てくるはずです。

 このような状況下で正しいレートで淡々とプレイすることは非常に難しいです。

 多くの人が早く結果を出したいがために、レートを下げるべき時にレートを上げてしまったり、サイドギャンブルに走ったりします。

 多くのライブキャッシュプレーヤーに言いたいのはレートを下げたり、ショートスタックにすることを恥ずかしいとおもわないでください。

 僕はむしろ適正なレートと戦略を淡々とこなせるひとの強いメンタルをレスペクトします。

 それがどれほど難しいのかをよく知っているからです。

 ライブキャッシュプレーヤーは、焦り、不安、自尊心、虚栄心、羞恥心、怒り、悲しみ、日常生活では考えられないほどのたくさんの感情のジェットコースターとも戦わなくてはいけません。

 長年ポーカーを専業でしてきた人たちでさえ、ティルトして変なハンドで参加するし、サイドギャンブルでやらかすし、結果が出ないと萎えます、

ポーカーを専業でしてる人でも、感情から来る損失を0にすることはできません。一般人よりも損失の起こる頻度が少ないだけです。

 自分の心の弱い部分を認め、対策を立てることから、強いライブキャッシュプレーヤーとしての一歩が始まります。

 精神と肉体は完全に分けることはできません、精神がやんでるときにいくら体力があってもいいプレーはできないですし、いくら精神が研ぎ澄まされても、体力がなければ長時間いいプレーはできないです。

 焦らず最高のパフォーマンスを出せるように、自分をコントロールしてください。

good luck .






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