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マカオで出会った印象深かった人たち 1-1(サイドギャンブル)

 そんなけた外れの熱意と体力でマカオで10年間ライブキャッシュで稼ぎ続けた I さんでしたが、そんな彼にも弱点はありました。それは、、、

 サイドギャンブルです><

彼の場合はバカラではなく日本の競艇でした。
サイドギャンブルに苦しむポーカープレーヤーは多いと思います。

バカラやほかのサイドギャンブルさえしていなければ、、、

多くのポーカープレーヤーが通る道なはずです

あれほどポーカーだと期待値や細かいエッジを気にするのに、サイドギャンブルの時だけは、

になるのかわかりませんが、

ポーカープレーヤーの多くはサイドギャンブルが好きだったように思います。思っているよりも多くのプレーヤーはストレスを受けると、中毒的にサイドギャンブルに走りバンクロールを破壊します。

これはもはや生まれ持っての物のような気がします。
例えば期待値0の丁半ばくちがあって、あなたはプレーしますかと言われたときに、二つのタイプに分かれます、

前者は期待値0ならば時間の無駄なのでしないと考えるタイプ

後者はドキドキできる分とくなのですると考えるタイプ。

もしもあなたが後者であるならばライブキャッシュポーカー生活をするのに大きな障害となりえます。

ギャンブルで得る快感は非常に中毒性が高いです。
マカオにいて得た真実の一つは

人は思ってるほど自分自身を制御することはできない

マカオで月400時間もプレーをして競艇で溶かす彼を見て、マカオでプレーする時間を半分に減らして、日本で競艇をやめて旅行でもすればいいのに、

何度もそう思いました、しかも厄介なことに、ギャンブルはもっている金額の割合でより興奮します。

10万円持っている人なら10万円を、1億持っている人なら1億を、張ることで脳汁がよりでます。1億持っている人は10万円では興奮できないのです、なくなったら痛いと思う額がギャンブルの中毒性を加速させます。

そして負けた額を取り戻したいという気持ちから、
マーチンゲール(倍々ゲーム)に走り破産します。

僕は何人もこのパターンで破産した人をみてきました。
これに対しての有効な解決策は残念ながらありません。

ギャンブルそのものを遠ざけるか、別の刺激のもので代理をするか
生活のストレスを少なくするくらいしか予防方法はないのです。

刺激を0にするや、やらなければいいというのは、刺激を求めるタイプの人には非常に困難です。自分の意志の力でコントロールできるとはおもわないでください。

刺激レベルでいえばダイエット中に飢餓状態で食欲を抑える行動と似ているのかもしれません。

 バカラを長くプレーしてプロモーションなしでプラスにした、プレーヤーは一人もいなかったし、最初は少額で楽しんでいた人も負けだして同じ低額で楽しめる人の方が少ない。

20年間マカオでバカラのエージェントをしていた友達が言ってた言葉はとても印象的でした

あなたがいくら金持ちでも関係はありません、

バカラの溶かす額は指数関数的に増えていきます。

何度も大金持ちの人がバカラで消えていくのを見ました。
金額でいえば10-100億単位です。
もっと大きい額も知らないだけであったかもしれません。
カジノの煌びやかな街並みは彼らの多くの犠牲の上に成り立っているのです。

多くのポーカープレーヤーがサイドギャンブルの衝動と
うまく付き合っていき
一人でもサイドギャンブルで破産することが減ることを願っています。

good luck!


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