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Hey! Say! JUMPのhearts colorが本当に最高だという話

突然2020年9月30日リリースのカップリングの話をし始める人間、なれこと申します。

昨日の夜、フォロワーさんがこの曲をコンサートでやって欲しいとツイートされているのを見て改めて愛が溢れ始めたので、ここに好きな理由を書き残しておこうと思います!

①流行のチルい曲をJUMP色に染めてリスナーに届けているから

公式の文面をほぼ引用する形になりますが、ベッドタイムミュージックにふさわしい、癒しを届けてくれる曲だと思います。

軽やかなピアノの音から始まり、都会的なサウンドにやわらかくて湿り気のある声の応酬の楽曲、嫌いな人いる?

音楽の流行はよくわからないのですが、これが多分世にいう「チルい」楽曲なのだと思います。流行も人生で大事なことも全部JUMPが教えてくれる。

こんなトレンドど真ん中の曲を作ってくださったのが、『snow jam』のRin音さんであるというところも含めてぶっ刺さります。

JUMPは他にも『ポケットからきゅんです!』のひらめさんに楽曲提供を依頼するなど、同じ時代を生きているんだなと実感するアーティストの方に楽曲提供を依頼していることが多いです。

そこで、ただ流行に乗っかるのではなく、楽曲をHey! Say! JUMP色に染めてリリースしているところが本当に好きです。これは、若いうちから楽曲をえり好みせずに仕上げてきた彼らの実力があるからこそのことなので。


②普遍的な愛を描いているように見えて本当はめちゃくちゃ重い歌詞だから

全編を通して、わたしが一番好きな歌詞はこれです。

似たとこあるから一人でいいけど 居てくれるなら君と居たい

って何かと聞かれたら、まさにこの歌詞そのものだと思います。

この歌詞を伊野尾くんが歌っていることにより、わたしの頭の中に「いのありってこういう関係なのでは…?」という考えが浮かんで爆発した話は省きます。(がっつり書いてんじゃん)

その一方で、このような歌詞もあります。

愛してるこの世に もう求めないのさ

この世という言葉、ふつうはあまり歌詞に出てこないと思います。どう考えても、対となるはずの言葉「あの世」を連想してしまいます。

自転車は錆びてそれが良くて 蜘蛛の巣は少しうざったくて
伝わらない 愛し合えない 世界はひどく腐っていく


自転車の錆び、蜘蛛の巣、世界が腐っていく、という表現は、長い時間の経過を表しています。これは、自分と相手以外の世界のものはどうでもいい、というほど盲目的な愛を表しているようにも取れます。

相手と会えなくなったから、自分の周りに気を使わなくなったという歌詞にも取れます。この別れが、単なる別れを表現しているのか、それとも死別など物理的に別れたことを仄めかしているのか。

ヒナゲシが咲き涙ぐむ二人

深読みオタクなのでヒナゲシの花言葉をいくつか調べてみました!

まずひとつ目、「休息」です。人生の夏休みとして揶揄されることもある大学時代のようなモラトリアムを感じさせますね。

そしてふたつ目、「永遠の別れ」です。え、めっちゃ不穏じゃん。 

これらの歌詞から、ふたつの解釈を考えました。

・盲目的になるほど二人の世界に閉じこもった恋をしている幸せな歌詞説

・恋人との死別で一人の世界に閉じこもった主人公の内面世界を描いた歌詞説

わたしは後者だと思って聴いているけれど、愛が描かれていることに間違いはないので正解とか不正解とかはないと思っています。

十人十色って言われても二色が良い

こんな風に言える相手に出会えた主人公が幸せであることに間違いはないです。

おまけ hearts colorが主題歌のこんなドラマ(MV)が見たい

hearts colorどうこうというよりも、もはや恋人と死別している設定のじゃんぷが見たいわたし……(急な性癖披露やめてください)

・ありおかくん

主人公は都内に住む女子大生。友達、恋人と多くの仲間に囲まれて忙しい毎日を送っている。そんな中、幼馴染のダイキの母親から「ずっとふさぎ込んでいるようなので様子を見に行ってやってくれないか」と連絡が来る。なんと、1年前、事故に遭い、恋人の手をつかみ損ねそこから二度と会えなくなってしまったダイキは大学を辞め、一人暮らしの部屋にふさぎ込んだ毎日を送っていた。10年ぶりに再会したダイキはやせ細り、髪の毛もぼさぼさで、いつも通りの明るい笑顔を見せてくれることもなく、別人のように変わっていた……。

昔のダイキに戻って欲しい。その一心で拒絶されながらも昔一緒に遊んだ公園や遊園地などへ連れ出す主人公。屈託なく笑う主人公を見ていると自然と笑顔になれる自分がいることに気づき、少しずつ本来の自分を取り戻していくダイキ。それでも、ふとした時に事故の記憶がフラッシュバックする。こんな自分が隣にいては主人公は幸せになれない、と思い込み、主人公の傍から離れる。ダイキがいなくなり、主人公は、ダイキへの恋心を自覚する……。

というような筋のドラマが見たいです!!!(長)

・いのおくん

まんま大学教授のドラマやるじゃん、とは思いつつも先生役の伊野尾くんはどれだけあっても大丈夫なので書きます。

建築学科で史上最年少で教授に上り詰めたイノオ先生。甘いマスクと軽妙な語り口で、建築学科以外の生徒からも人気が高い。そんな教授は、いつも研究室にヒナゲシの花を飾っている。部屋に置いた観葉植物は軒並み枯れていく世話下手な教授が、こんなに長く同じ花に固執しているだなんて珍しい。

「先生、その花好きなんですか?」何気なく聞いたゼミ生の言葉に、ほんの一瞬だけ顔をゆがませたが、何事もなかったかのように言葉を紡ぐ。

「これ?なんとなくだよ。なんとなく、この花を見ると大事な人を思い出せるから」

消え入るような小声で吐き出しながら、白く細く長く、氷のように冷たい指先で花の輪郭をなぞる。花ではなく、誰か愛おしい人の頬を撫でているようだった。

イノオ先生の部屋にはいつまでもヒナゲシが飾ってある。花言葉は「永遠の別れ」。


ちょっと全員分やろうと思っていたのですが、自担を妄想しただけで力尽きました。(正直な人)

これを読んだ方のhearts color選手権への参加もお待ちしております。(特大フォント)

とっ散らかったnoteになりましたが、読んでくださった方、本当にありがとうございました!









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