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何故僕はエナジードリンクを飲むか

Hello, Planet! SHOです!!

突然ですが、僕、エナジードリンクが好きなんです。あんなものは普通に考えて原価割れしまくりで、コーヒーとかの方がコスパはいいんですけど、それでも僕はエナドリが好きなんです。

ふだん「生産性が大事!」「コストを減らそう!」と言っているので「じゃあなんでバカ高いエナジードリンク飲んでるの?」と聞かれます。

今回はその謎になんとなく答えようかなとおもいます

ダイアモンドはなぜ価値があるか

はい、ダイアモンドはぶっちゃけ僕らが思ってるほど価値無いです。

ダイアモンドは当時こそ希少だったけれども、採掘技術の向上、生産の自動化により、ダイアモンドの希少性は下がっていきました。

これを懸念したダイアモンドを取り扱っている会社は、あることをしました。

・生産したダイアモンドを流出せず、値段を下げずに今まで通り売った

・広告で、男女に 結婚指輪=ダイアモンド のイメージを刷り込んだ

これはいわゆるブランディングです。本来そこまで価値のないものを高価なままにし、流出を抑えることで、その希少性を保ったのです。

そして僕らは、このブランディングされたものを買うことで、「希少なものを所有している(購入した)」優越感と「価値の高いものへ自分の財産を貢いだ」貢ぎ快感を得るのです。

エナジードリンクも、同じことが言えます。

もしエナジードリンクが他の炭酸飲料と大して値段が変わらないならここまでの市場を得ることが出来なかったでしょう。

エナジードリンクが売れているのはこのブランディングに成功しているからと言っても過言ではないです。

サンクコスト

さきほど「価値の高いものへ自分の財産を貢いだ」ことを貢ぎ快感と表しましたが、これは

サンクコストベクトル

という人間の心理です。

人間は自分の財産(コスト)を沢山かけた物を美化する習性があります。

例えばクレーンゲームで、景品の定価を上回るコストをかけたとしても、それで獲得した景品は普通の値段で買う景品より愛着が湧きます。

キャバ嬢がホストに入れ込むのも

親が子供をかわいがるのも

男が未練引きずりがちなのも

全部サンクコストベクトルのおかげと言っていいでしょう。

それと同じことがエナジードリンクにも言えます。

僕はもうすでに莫大な金をエナジードリンクに浪費しているため美化されないわけが無い。

ライフスタイルを買う

これは人々の価値のベクトルが

物👉🏻喜び、驚きの体験 へと移り代わってることで起きます。

物が余っている今の時代では、如何にものに付加価値を与えるかが大事です。

たとえば、普通の無地のTシャツとアディダスのいい感じのTシャツがあったら、大体の人はアディダスのTシャツを買うでしょう。

そして、数あるブランドからものを選べる今の貴方はきっといくつかお気に入りのブランドがあるでしょう。

そして貴方はそのブランド品から「優越感」と「貢ぎ快感」と「ライフスタイル」を貰ってるのです。

例えば、ヒップホップ好き、ロックンロール好きならストリート系。

スポーツがすきなら、スポーツウェア、スポーツチームのユニフォーム。

服以外にも食べ物、消耗品、雑貨にもそういうのは如実に現れます。

そんな中の、エナジードリンクという僕のフィーリングと合う商品を買って僕は満足しています。

こういった、自分の好きにピュアに向き合う浪費は僕はコストでないと思ってます。

なぜなら、それが将来仕事とか、自分の生み出せる価値なりうると思うからです。