3年 冬学 ついに引退ライブ
お久しぶりです。
芸会で意外にバタバタしていたので更新出来ませんでした。
みんなも落ち着いた頃だと思うんで、たくさん読んでくれると思うし、また書き出すよ。
意外と読んでくれてる人多いしね。あんまり直接言ってきてくれないけど、、、
葛藤
NOROSHIのチームも決まり、1年生ライブも無事?終わり、代表チームも決まり
いよいよ47期引退ライブ、冬の学外ライブが始まった。
ヤマアラシは前のパートでも言った通り、もうネタをできる状態じゃない。
だけど、引退ライブネタをやらずに終わるなんてことあまりに寂しかった。
たけしと話し、8期二役と演者長に相談をして、「ゴッドマザー」の冬学出演をお願いした。
難しい問題だと思う。
歴代創価落研が組みなおしやユニットを認めていないのには大きな理由がある。
その中で解散や組み直しを繰り返した僕は後悔をたくさん感じていた。
だからこそ、最高学年の最後のライブでまたユニットでの出演を後輩に見せるのはよくなかった。
特にこの時期は、9期の解散問題や組み直し問題も発生していて、9期にその部分の事を履き違えてほしくないというのが先輩たちの総意だったから。(あんなに止めたし、大変だし、悩むぞって伝えたのに、結局めっちゃ悩んだよな後輩たちよ。)
結論としては、たくさん話し合った上で、しっかりこのユニットでライブに出る意味や決意を後輩達に伝えてくれれば出演はOKですという事になった。
創価落研で初めて僕は正規ネタを1ライブで2つやることになった。
そのかわり、今まで絶対に入っていた大喜利合コンに参加せずにネタに集中すると約束。
今となっては、これまでずっと仕切りと合コンツッコミをやってきただけに引退ライブでやらなかった事は後悔してる。
ゴッドマザー
たけしとこのコンビでネタをやることの意味を深めて、出るからには圧倒的にウケようと決意。
NOROSHIまでも時間がない中、この冬学でのネタは絶対に勝負ネタになるものを持っていかないといけない。
ネタを作ろう。
『ん?俺パラママもあるし、ゴッドマザーでコントだし、たけしがメインでネタ書くんだよね?
あれこの子ケータイ開かないぞ。
どういうことだ?
…
わかった僕が書くよ。たけし題材ちょうだい。』
ヤマアラシの題材一覧にはえげつない量の題材がある。
しかし9割はどこかで見たことのあるような、プロとほぼ一緒の題材や、題材と呼べないちんぷんかんぷんなものだ。
ただ唯一目に見えて僕には光って見えた題材があった。
「戦場画家」
おもしろ。
すぐに「この題材は〜ってフって〜ってバラしてこんな感じでボケ展開するネタってことだよね?」
とたけしに確認で聞いた。
するとたけしは
「へぇーそういうネタ面白いね」
いやお前が出したであろう題材なんだけど。
かくして、伝説のおっぱいも発案され、1時間半くらいで書き上げられたこのネタは
初ネタ見せでも1分のタイムオーバーをしながらも大爆笑で終えた。
記憶などない
パラママの方はというと、ほんとに覚えていない。
ネタ自体もオーディションで作ったネタの練り直しを冬学に持っていったし、新たなゴッドマザーに労力がかかるだろうからと、いろいろニコちゃんに気を遣わせてしまい、あまりネタ練りができなかった。
ネタ内容はほんとに覚えていないが、
ほんとにこの漫才スタイルでいいのか、とめちゃくちゃ悩み、ネタ見せはある程度ウケてトリだったのにも関わらず、ガッツリ突っ込んだり、しゃべくりベースにしたり、さまざまなモデルチェンジを試していた。結論そのせいで本番はあまりうまくいかなかった。
冬学という非常に相性の悪いライブは、毎年僕の記憶から消えていく。
ただ寂しいという感情だけを強く残して。
ゴッドマザーが受けてしまったせいで
また滑った記憶は
滑ったという事実だけを残して消えていく。
1年も2年もそうだった。
演者としてNOROSHIへの焦りは加速していった。
なのに冬学ってなんでこんなにもいいライブ感を出すんだ。
僕らの引退を、
あんなに弱くて頼りなくてかっこよくない47期の引退を悲しんでくれるんだよ。
この後輩達のためにたくさんのライブをやってきた。
もう出来なくなるんだ。この同期とライブを。
なんでこんなに僕の中をエモくするんだ。
悔しくて悔しくて
焦って焦って
頑張らないといけないという劣等感を
覆い隠すようにみんなのあったかい笑顔があった。
この打ち上げだけはNOROSHIのこと忘れよう。
この仲間とこうやってお酒飲める時間を楽しもう。
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