私がギターを弾く理由

アーティストの誰かがそんな事を書いてたなぁ。
自分のためでなく他がために。
気持ちはわかる。
自分が自信を持っているもので他人を幸せにできればそれは自分本人も満足できるだろうと思う。

でも私がギターを弾く理由は全く別だ。
もちろん「プロではない」が前提だが。

一つはとにかくその曲を知って欲しい。
良いと思えばオリジナルを聞いて欲しい。
目につくことが大事ではあるが、私は今時の弾き語りカバーをしてる人の中ではむしろ「下手」である。
「味」もない。
「やらないよりはまし」ぐらいとわかっているから自己満足している。
今のご時世、何に食いついてくるか分からないが、頑張ってコレなのだから良しとするしかないのである。

もう一つは自分の憧れ。
歳をとってもギター弾いて歌えるってカッコ良いと思っているから。
だんだん歳を重ねていくと、見た目は老いて見苦しいばかり。
お金をかけて若返りまでしようとは思わないし、お金もない。
じゃあただのオジサンになりたくないならどうする?
仕事は別物だから、楽しいと思えるものでやりたい事はコレなんだな!

カメラを前にしての緊張感はストレスになることもあるけど、そこそこ出来た時の達成感と解放感はたまらない。
この、そこそこでも喜べるのが続けられる理由。
失敗し続けると「今の実力がコレです!」と自分に言い聞かせる。
往生際が悪いが、最近は物分かりも良い。

今はとにかく続けたい。
「持続」が私の取り柄なので。

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