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惚れ症な私

私は保育園の頃から惚れ症だった。気になる男が日替わりん弁当のように変わってゆく。保育園生の頃からお友達とは何君が気になるなどませた会話ばかりしていた。
 また冷めるのもとてつもなく早かった。保育園の頃「好き」と言われて
「私も好き」と言い見事両思いになった男の子がいた。しかし、その後すぐに男の子はインフルエンザにかかってしまい、一週間保育園を休んだ。人生で一度もインフルエンザにかかったことのない私はインフルにかかるようなか弱い男は好きじゃないと思い冷めてしまった。その後、男の子のお母さんに
「インフルになったから男の子に冷めたって言っといて」
というような残酷な女の子だった。
 中高女子校だった私は大学に入った時に恋がしたくてしたくてしょうがなかった。今までの青春を取り戻すかのように惚れ症に加速がかかった。大学一年生の時に好きになった男なんと四人。気になった男2人。ありとあらゆるジャンルの男を好きになる私にはおそらく欠陥があるのだろうと思い、「惚れ症 原因」とGoogleで調べてみた。
 以下検索結果
「惚れ症の原因として、自分は他人からどう思われているのかを普段から気にしてしまう事が考えられる。人を好きになるというのは自分の脳内で気になる人が何度も何度も現れる状態。そしてその状態はあの人に私ってどう思われているの?と気にするところから始まる。」
 確かに他人からの評価を常に気にしていたのかも知れない。自分の自信の無さや、一人暮らしをしている孤独感から人から好かれたい、良い人と思われたい、願望が強く、だから惚れやすかったのだと思う。
 私の保育園からの惚れ症の原因、それは他人の目を気にするからだった。

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