恋愛遍歴

大恋愛はしているものの恋愛経験は希薄だと自覚はしている。

齢22で付き合った人は2人。少ないほうだろう。

1人目は中学校の同級生。恐らく3年生の初めから付き合いだし、終わりに別れた。高校進学がきっかけだったと思う。よくある話だ。
内容もひどいもので、好きだなんだと連呼するばかりで対して行動を起こさない、クズ野郎だったことは自覚している。したことといえば、手を繋いだことだった。毎日LINEのやりとりをしていたとはいえ、よく1年ももったものだ。

ここから長くなる。
高校編
2人目は高校の同級生。きっかけは、運動部に所属していた自分の試合を観に来たことだった。
初めて知り合ったその時、2人で写真を撮った。
写真を送るテイでLINEを交換したりとありがちなシュチュエーションだったが、いい思い出だ。
高校時代は、なんやかんやありながら中学生の行動をおこせずじまいな自分を払拭し、それなりの恋愛をしたと思う。ケンカももちろんあったが、嫌いになったことなどなかった。この時点で、学生ながら「大人になったら結婚しよう」などとほざいていた。恥ずかしい笑

大学編
大学に入っても2人目と付き合い続けていた。大学自体は別で、自分は4年制、相手は2年制と違いはあったが、会おうと思えば会える距離で電車で2時間ほどの距離だった。
おそらく月2回ほどのペースであっていたと思う。
お互いに学生のうちは、勉強やバイトで忙しくあまり会える時間はなかったように思う。それでも、浮気等は一切なく過ごしていた。(偉すぎ!)
しかし、お互いに浮気等はないものの、疑心暗鬼になっていた部分がおおくあった。
女のLINEをもっているだけで「こいつは誰だ」と聞いてきたり、バイトの女にかわいいやつはいないか?としつこく聞かれ。正直うんざりしていた。しまいには、勝手にバイトの女友達のLINEを消され、本人に聞いても「知らないよ」の一点張り。正直この頃から気づくべきだった。
いや、すでにこの時点でも遅いが、、、
彼女は今に思うと「メンヘラ」だった。

周りにそういった出来事を話すと「別れた方がいい」と再三言われていたが、恋は盲目とは上手くいったもので愛されてる証拠だよなぁと
別れようという気は当時の自分の中で微塵もなかった。(正直この頃に戻って別れてしまえば良かったと未だに思っている、、、)

そんな事もありながら、彼女は2年制の大学を卒業し、就職した。もちろん4年制の自分は(あと2年は遊べるドンッ)とかほざきながら過ごしていた。
就職してからの彼女は仕事のストレスからか、メンヘラに拍車がかかり、些細なことでも、怒り、涙するようになった。
喧嘩の際には、噛んだり、殴ったりが多くなり話し合いにすらならないほど発狂していた。明らかに自分が悪くないことでも、とりあえず「ごめん」と謝らさせられる機会が増えてきた。
この頃から自分の心は冷えていったと思う。
出来るだけ怒らせないよう、楽しく過ごそうと無理をするように変わっていったように思う。

もともと感情表現が希薄な自分には、つらい作業だった。「おいしい」や「ありがとう」、「すき」という気持ちをオーバーに表現していった。
それでも彼女の気持ちを常に満たすことはできなかった。 
そうして、ズルズルとそんな関係が続きながら、
2年が経った頃、卒業時期になった。
彼女とは前々から、約束していたのだが、卒業後は2人で同棲することにしていた。
アパートや家具、家電の購入なども行なっており、充分に準備はできていた。

だが、ここで自分の心がついに彼女を拒否しだした、、、

週に1回程度だった2人の時間が、仕事以外の時間常にに、変わるのだ。
同棲の準備が進めば、進むほど、実感が湧き、心が同棲を拒否しているのを感じた。
もう別れたいとさえ、思い始めた。

ここまでの、同棲のための資金や段どりの時間などを考えると、色々な葛藤があった。

しかし、卒業式2週間前ついに、それは起こった。

彼女とのデートの後、車での出来事だ。
「話したい事がある」と自分が言うと、なにかを察したように彼女は目を閉じ、首をフルフルと振るっていた。
そんな彼女をみて、「別れたい」その一言が自分は言い出せなかった。
付き合ってきた5年間が、その一言で終わってしまう寂しさとことの重さを今になって感じたからだ。
言おう言おうと思うほど、言葉が詰まり沈黙がつづいた。正確には、はかっていないが1時間は経っていただろう。
長い沈黙を経てようやく
「わかれ、、、たい、、」
言葉を発することができた。

彼女は嫌だ嫌だを連呼しながら
涙を流していた、、

ここまで、別れを切り出せず、なぁなぁで過ごしていた申し訳なさだけが自分に残っていた。
あれだけ彼女に怒られたり、殴られたりしてもでなかった涙が溢れてきた。

この日以降、彼女と会うことは無くなった。
お金の関係で、連絡を1ヶ月ほど取る必要が
あったが、それ以後は関係を持たなくなった。

別れる時、「ご飯ぐらいいこうね」と言われたことは覚えているが、もう会いたくない気持ちから
連絡手段であるLINEやインスタはブロックした。

こうして、2人目の彼女との大恋愛は幕をとじた。
良い思い出も悪い思い出もたくさんあった。
人生経験としては、良かったなと今なら思える。

長々と話したが、過去の恋愛遍歴はこのへんにしようとおもう。

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