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「みんなの自由研Q」はじめました!

はじめまして!みんなの〜自由研Q!《顔でQポーズ》

自由研QチームのわたP(わたぴー)です。

この度「みんなの自由研Q」という企画をスタートしました!

この企画では、小・中学生のみなさんの自由研究をサポートするためのYouTube動画とnote記事を公開していきます。

YouTubeチャンネルはこちらです!

本日、第1回の動画を投稿したので、まだ見ていないという方は是非チェックしてみてくださいね!


このnoteを読んでくださっている方の中には、自由研究に挑戦中の小・中学生の方もいれば、子供の自由研究をサポートしたいという保護者の方や先生方、もしかすると動画を見て企画そのものに興味を持ったという方もいるかもしれません。

このnote連載では、YouTube動画の本編に収まりきらなかった自由研究についてのより詳しい説明や、企画の背景にある私たちの考えなどを紹介していきます。動画と合わせて見ていただき、自由研究のことや私たち自由研Qチームのことについて、より「なるほど!」と思っていただけたら嬉しいです。

今回はnoteの第1回目の記事として、「みんなの自由研Q」を立ち上げた思いなどを紹介していきたいと思います。

「みんなの自由研Q」とは

小・中学生のみなさんの自由研究をサポートするために、自由研Qチームが独自のアイデアで自由研究に取り組んでいき、その様子をYouTube動画として公開するという企画です。

自由研Qチームは現在、東京大学の大学院生5人で構成されています。普段は5人それぞれが物理学、生物学、化学などの異なる分野で研究をしています。それと同時に、科学コミュニケーション(科学を社会の中で伝え合う行い)という活動にも興味を持っています。

自由研究に苦労するという方は毎年多くいると思いますが、普段研究をしている私たちだからこそ、そんな方々をサポートできることがあるはずだと考え、「みんなの自由研Q」を立ち上げることにしました。

確かに自由研究はメンドくさい宿題というイメージを持たれがちかもしれません。そんな中で、私たち自身が自由研究に取り組んでいく様子を見せ、研究の面白さやテクニックを伝えていくことを通して、みなさんの中に「自由研究をやりたい!」という意欲や「こうやればいいのか!」という発見を生み出すことができればと考えています。

「どうやってテーマを見つけるのか」「どう実験を進めれば良いか」「どう研究をまとめれば良いか」などの様々な自由研究のお悩みに答えるべく、複数回にわたってYouTube動画を公開していく予定ですので、ぜひご覧ください!

なんで「Q」?

企画名で使っている「自由研Q」という言葉。読み方をまだお伝えしていませんでしたが、そのまま「じゆうけん”きゅう”」で大丈夫です!

なぜ「自由研究」ではなく「自由研Q」なのかというと、そっちの名前の方がちょっとキャッチーで面白いからということもありますが、Question(クエスチョン、疑問)の頭文字を持ってきたというのが一番の理由です。

研究を始める上で一番重要なことは疑問を持つことだと考えています。「花に様々な色があるのはどうしてだろう?」「夜空に見える星はいつ誕生したのだろう?」など、身近なものの疑問からスケールの大きな疑問まで、まずは疑問を持つことから研究は始まります。

このQuestionを持つことの大切さを噛み締めて、企画名にも「Q」の文字をつけることにしました。

Questionと同じ語源ですがQuest(クエスト、探求)という言葉もあります。研究は自分の頭を使って試行錯誤しながら探求をしていく活動でもあり、「Q」にはQuestの意味も込められています。

マスコットキャラクター「Qちゃん」

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動画を見ていただいた方はお気づきかと思いますが、この企画でひときわ不思議な存在感を放っているマスコットキャラクターが「Qちゃん」です。

Qの形をしている虫メガネの妖精ですが、正体はまだまだ謎に包まれています…

虫メガネでじっくりと物を観察するように、研究をするときにじっくりと物事を観察してみるのはとても大切なことです。Qちゃんが虫メガネの姿をしているのは、きっとこのことと関係しているのかもしれません。

自由研究に関する疑問を、みなさんに代わってQちゃんが鋭く投げかけてくれるはずです。

Qちゃんと一緒に、動画を楽しんでいただけたら嬉しいです。

この企画で大切にしたいこと:テーマを決めるのが一番難しい!

この企画を作り上げていく上で改めて実感したのは「テーマを決める難しさ」でした。みなさんの中にも、「自由研究ではそもそも何を研究したらいいのかわからない」という部分で苦労をした方は多いのではないでしょうか?

私たちの企画では「テーマを決めるのが一番難しい」ということに真正面から向き合い、テーマを決める方法をなるべく丁寧に説明していくこを大切にしたいと考えています。そのうちの一つの方法が第1回の動画で紹介した「じっくり観察法」です。

確かに自由研究の様々な実験例が紹介されている本やサイトは多くあり、その中で紹介されているものを自由研究のテーマにする、というのも良い手段かもしれません。

一方で「自分自身のQuestion(疑問)をもとにテーマを決めて研究する」ということもとても大切だと考えています。自分で決めたテーマだと、研究を進めながらその答えを見つけていくのがとても楽しく感じられるはずです。さらに、自分が不思議だと思うことに向き合い、自分の頭の中でテーマを作り出していくという経験は、自由研究に限らず他の勉強や将来の仕事など、様々な場面で役に立つはずです。

この企画では、難しいけれど面白い「テーマを決める」ということのサポートを大切にしていきたいと思います。

最後に

ここまで読んでいただきありがとうございました!

今回は「みんなの自由研Q」の背景にある思いなどをお伝えしました。

私たち自身もこの企画に挑戦する中で、改めて自由研究の面白さや難しさに気づいたりしています。みなさんからコメントもいただきながら、私たち自身も改めて自由研究について学び、そこで学んだことを発信していき、自由研究を盛り上げていきたいと思っています。

今後ともぜひ応援よろしくお願いします!

それではまた次回お会いしましょう!

みんなの〜自由研Q!《顔でQポーズ》

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