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「刺青を背負って喧嘩三昧の日々」?……“西内まりやの新恋人”の封印されたチーマー時代


そろそろ本格復帰?(公式インスタグラムより)

元“深キョンの恋人”

カメラに向かって挑戦的な視線を向ける5人の男。少し色の抜けた紙焼き写真が時代を感じさせる。ロン毛の茶髪、スタジャン、フライトジャケットに平打ちのブレス──90年代のチーマーファッションで身を固めている男たちの中心には、ひときわビッとしたポーズをキメる“イケメン”がいる。この人物が、いま芸能記者が“血眼になって狙っている男”、杉本宏之氏である。かつては深田恭子の熱愛のお相手として知られ、今は西内まりやの恋人と報じられている。

杉本氏はシーラホールディングスの会長として年商2百億円を超える不動産ビジネスを展開。元ZOZO前澤やホリエモンと深い交友を持つ「業界の風雲児」だ。01年、24歳という若さで会社を立ち上げるとまたたくまに成功。リーマンショックで一度破綻するも、すぐさま体制を立て直すという荒技をやってのけた“勝ち組”で、夜の六本木では派手な遊びでその名が通っている。かつて深キョンとの熱愛をスッパ抜かれた時には、週刊誌が即座に反応。「文春砲」を喰らってその過去が明かされることになった。

〈深田恭子の新恋人の
「三股」「破産」「刺青」〉

こう見出しがつけられた文春の記事には、杉本氏がかつて地元である“不良の聖地”川崎でバイカーチームに所属し、喧嘩三昧の日々を送っていたことが書かれている。

だが、「喧嘩三昧なんて、そんな大袈裟なもんじゃないよ」と笑うのは川崎の関係者だ。

「たしかに『死ね死ね団(SSD)』っていうバイカーチームのメンバーだった。あの頃流行ってたチーマーだ。ナンバー2ってのも本当だが、喧嘩してた印象はない。大人数でアメリカンのうるさいバイク乗り回してるだけで、喧嘩や窃盗、強盗や恐喝っていう暴走族がやるようなことはしてないよ。俺たちからは“真面目な集団”にしか見えなかった」

この関係者によれば杉本氏は川崎中部の出身。ご存知の通り、川崎は暴走族が不良少年の頂点だが、杉本氏は族には入っていない。

「背中にクロス(十字架)が入ってるのは事実だが、刺青なんていうほどのもんじゃない。煽りすぎですよ」 

杉本氏が幹部となっていた『死ね死ね団』は、1994年頃に横浜で結成されたチームだ。

数々の武闘派伝説で知られる『ジョーカーズ』と兄弟チームとされ、全盛期には両チーム併せて300台という大勢力を誇った。前出関係者はこう証言する。

「杉本は川崎のメンバー。人数は20人程度だった。南部のメンバーは薬やって喧嘩したりっていうワルいのもいたが、ほとんどは、ただのバイク好き。地元の暴走族ともめて、結局はその下に着くことになった。2年ももたずに解散したんじゃないか」

どうやら大した「壮絶な過去」でもないようだから、大騒ぎするのはちょっと可哀想か……。「三股」に「刺青」に「不良グループナンバー2」と、ワイドショーの大好物が揃っていたわけだが、元不良少年が深キョン、さらには西内まりやと付き合うなんて、夢があっていいじゃん。

過去は過去。誰に何といわれても逆境を乗り越えていくのが元不良の意地ってもんでしょう。

どうぞお幸せに!