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GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊

柳さんと見た!
筆者も柳さんも「JUNERAY」さんというライターのことが大好きだ。
なのでそのライターさんが好きなアニメ映画を見てみることにした。JUNERAYさんについてはこちらをご覧ください。

ちなみに筆者は攻殻機動隊シリーズのアニメを見たことがなく、家族が鑑賞していたのを斜め後ろからほ〜〜〜んのり見たことがある程度の知識しかない。
攻殻機動隊がSFであることと、タチコマが「僕らはみんな生きている」を歌う感動シーンの存在だけ知っている。
あとはオモコロのモンゴルナイトフィーバーのラジオで「攻殻機動隊のアニメは3周したけどまだ内容をちゃんと理解できいない」という話は聴いていたので、難しいことは覚悟していた。

見終わった後にもし内容がわからなかったらと踊りましょうねという話をしていたが、見終わった後真っ先に「感想、書けないかも!踊るしかないかも!」といってしまった。
でもとりあえず140字以上書いたらツイートよりは価値があることになるので思ったことをそのまま書くぞ!
この映画はアニメを観た後でまたいつかリベンジしたいな。

お察しの通り、上記程度の知識の人がこのアニメ映画を見たら、かなり理解が追いつかなかった!!!でもなんかすごいことはわかった!!!
いやアホの感想すぎる。もう少し具体的に語ります。

それはそれとしてタチコマが出てこなかったね。タチコマは……僕らはみんな生きているを歌いながら全員壊れてしまったんですか……?それとも別のところで他の機体が元気にしているのでしょうか。

今回わからない!!!となった要因としては、攻殻機動隊に関する知識がそもそもかなり不足していたので、草薙素子の話を聞いている間脳みそが理解する前にどんどんストーリーが進んでいくのでちょっと待ってちょっと待って!となったことが大きい。
素体や機械の身体とその心、生物、生きることの話、そして政治の話を理解するだけの時間が足りていなかった。脳のキャパシティもなかった。今まであまりSF作品に触れてこなかった弊害がここに出ている。

そんな中でも最後の「ネットの海は広大だわ」ってセリフはふっくらすずめクラブの動画↓

で見たので知っていて、あっ!知っているセリフが出てきた!と嬉しくなった。もちろん間違った知識だ。

わからない中でも、このアニメって1995年に作られたの!?って思うような絵の美しさだったり、雰囲気の良さだったりはしっかり伝わってきた。
わからなくてもずっと見ていられる魅力がある。
人の描き方があまりデフォルメされていなくて、かなり人間の造形に忠実だったのも好みだった。
あと信じられないくらい描き込まれた背景!アジアっぽい音楽と共に街並みとその街で暮らす人々を映すだけの時間とかがあって、た、試されている……!ここからなにを感じ取れるのか試されている……!と思いながら見ていた。背景の美しさに惚れ惚れすると共にドキドキする時間だった。
台湾とかその辺りのアジアが舞台なのかな?屋台の香りまでしてきそうだった。

あとバトーさんの優しさにびっくりした。バトーさんの優しさって不器用な優しさとかじゃなく、自分を粗末に扱いがちな草薙素子のことをストレートに思いやってくれている。
攻殻機動隊の中ではまぁ……草薙素子は強いしクールでクレバーな女だしなんの心配もないでしょ……と思われている素子だけど、バトーさんにとっては共に戦う親愛なる仲間なんだよね……
だから何かにつけて躊躇いもなく服を脱ぐ草薙素子に自分が着てる上着をかけてあげたりするし、海で泳ぐ素子のことが心配で着いてきてくれるし、着替える時に素子の裸から目を逸らしたりする。
もしかして筆者の好きな恋愛関係でない男女間の強い信頼関係ってもしかしてここにありますか?

金曜日はJUNERAYさんがさらに好きな「イノセンス」を見る予定なので応援していてください。

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