相手に伝わる声の出し方。
今回紹介するテクニックは、仕事や日常生活において自分の声の小ささを改善したいな。とか、職場に入ってきた新人さんの声量が小さく、どう教えていいのか分からない困ったな。という人に向けて書きました。
結論から言いますと、意識するポイントは二つ。話しかける相手に自分の声を届けたいとしっかり意識する事と、そしてお腹を使いながら声を出すという事です。
そもそも皆さんは接客業や、部活での経験、日常での会話において声量は意識しているでしょうか?
声量は大きすぎても小さすぎても迷惑です。常にその場に合わせたボリュームで発声することが求められるにもかかわらず、特にコミュニケーションに自信が無い人程、意識していないように感じます。
それでは、時間の無い人の為に余計な話は抜きにして、大きな声を出すためのテクニックを書いていきます。
第一段階として、手を口に当ててメガホンのように囲います。そして部屋の端に立ち、対角線の端っこに意識を向けます。天井方向に顔を上げるのがポイントです。そして「やっほー!!」と元気よく声を出してみてください。恥ずかしがっていなければ、おそらく自分でも驚くような大きさの声が出ていると思います。
そうです、大きな声は出せないのではなく、出し方を知らないだけなんです。そして、何度か声を出した後で手を口元からお腹に手を当てます。
第二段階はその状態で再度同じように大きな声を出してもらい、それまで無意識だった大きな声を出すときのお腹を使う感覚を意識してもらう事です。そして何度もお腹を使う事を意識し声を出す事によって、体の使い方がわかり、自然と大きな声を出すことも出来るようになると思います。
大きな声を出したいのに、なかなか出し方が分からないという方や、どう指導したらいいのか分からない方はぜひぜひ一度お試しください。
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