正解は分からない愛のことば

土砂降りの雨の中、駅前で申し訳なさそうに待っていた男友達と暖かいレストランに直行した。

相談の内容は、恋愛だった。

うん、私が相談の相手としては頼りないような気もしたけれど。彼にとっては私が話しやすかったのだろう。

ひとしきり状況をおさらいして、女性と男性って本当に考える回路が違うんだっていうことを、まず理解した。

なんてわかったような口を聞いているが、全く男性の気持ちは、わかりません。


本人は絶望的な状況だって言うのだけれど、私にとっては、彼女の一世一代の最終アラートなだけで、選んだ言葉ひとつひとつにはもはや意味なんてないんじゃないか、このまま引き下がればオーバー。ゴングが鳴ったんだからチャレンジするお気持ちはありますか?って状況にみえた。

無論、正解は彼女しかわからない。

しばらく議論して、一男性一女性としてのQ&Aをして、

今の状況のことは心のほぼ見えない場所に置いておいて、ここからとりあえずは1ヶ月、彼女が喜びそうなことを全部試して、他の女友達にもアドバイスもらって行動して、とにかく出来ることは全部やってみよう!と、いう結論になった。

こんな年になって恥ずかしい。って彼は言ったけど、私は年齢は関係ありませんとビシッと言った。

パートナーがいてもいなくても、結婚していてもいなくても、子供がいてもいなくても、自分の大事な人と真剣で正直に関わる事で得る経験てのは、尊くて自分を成長させてくれる。

あー、私たちはひとりひとりなんとなく生きているようでその時間も繰り返せない貴重な時間なんだなぁと、彼と話していて感じたのでした。


1ヶ月後の彼に格別ないいことがありますように!!




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