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【画伯ノート】~表現の手段は無限大~

コミカルなタッチ。感性豊かな世界観と色使い。
一度見ると、他の作品も見てみたくなる独特な世界観。




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実はこれらの作品を描いているのは、今年10歳になる渡部佳士郎君

通称「Keiちゃん」

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彼は平成26年第13回三菱地所「キラキラっとアートコンクール」で優秀賞受賞の他、平成28年第35回CGCグループ「全国児童絵画コンクール」で入選を果たす実力派。


実はKeiちゃん、二歳で重度の自閉症の診断を受けました。

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コミュニケーションの1つとしてお母様と始めたお絵描き。

今では、作品がグッズ化されたりカードになったりと立派なアーティストへの道のりを歩んでいます。

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今回は、そんなKeiちゃんに特別にお話しを伺う事が出来ました。

ご本人がコミュニケーションが難しいとの事で、お母さまにもご協力頂いております!


🎤いつ頃から描きたいと思うようになりましたか?

Keiちゃん「1歳過ぎ頃から描き始めるようになりました」


🎤Keiちゃんの中で、日々どんな時に「制作したい!」「描きたい!」と感じますか?

Keiちゃん「楽しい事があった時、面白い事があった時、自分の気持ちを表現したい時に描いています」


🎤作品を拝見していると、動物などの生き物が作品に多いように感じますが、普段から動物を見たり触れたりする事が好きだったりしますか?

Keiちゃん「動物が大好き!絵本や図鑑もよく見ています。休日には動物園や牧場などに出かけて餌やりなどで触れ合ったりしています。

身近な人や家族を動物で描く事もあります!」

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🎤発想力が本当に素晴らしい!

今まで描いて来たものを振り返ったりする事もあるのでしょうか?

Keiちゃん「過去の絵をじっと見つめ、その作品に刺激を受けて続きの作品を制作する事もあります」


🎤一日の中でどれくらい制作時間に充てていらっしゃるのですか?

Keiちゃん「基本は30分!でも集中すると2時間の時も…!

小さい頃は1日中といっていい程、書く事がとても好きでした」


🎤これまで、多くの画材に触れてきたと思いますが、どのような素材に描くのが好きですか?また、今後使用してみたいのがあれば教えて下さい!

Keiちゃん「主にスケッチブックに絵を書いたり、学校や療育施設で絵の具を使ったり、折り紙を切って貼り絵にしたり…果物や野菜など、食べ物を使ったアートにも興味があります!」


お母様の想いとして、今後具体的な描きたい絵、作りたい物があるかは定かでは無いが、いつかは大きなキャンバスに自由に描ける環境作りをしてあげる事を目標にしているそうです☆

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「上手く描く」ではなく「楽しく自由に書く」


Keiちゃんの作品を見ていると、どれも力強いHAPPYエネルギーと同時に、言葉では表現出来ないモノを感じ取る事が出来ます。

1枚の紙の中にちりばめられたKeiちゃん色に染まったフィルター。

今後も力強く発信し、より多くの人にパワーの源を届けていって欲しいと感じました。

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次回はそんなKeiちゃんのお母様の独占取材!

お母様ならではの視点と共に、彼のアーティスト活動をどう感じているかなどを伺って参りたいとおもいますので、お楽しみにしていて下さいね☆


By自習ノート

前回の記事【育児日記③】~ママと子供のHappy Memory Book~




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