分離化学の先駆者ーツウエット博士

序文
ツウェット博士は科学技術分野でエッセンシャルな発案をし、緻密な実験で良き論文を多く残してきた。
その結果が現在の科学の進歩に多大に貢献してきた事実がある。
それを筆者が知った時にこの物語は自らの創造性を活かして物語にすべきだと思った。
筆者は科学者であるので小説家のように巧みに文章を書いていくことは難しいかもしれないと考え、ツウェット 博士の関連文章を丁寧に読み、それからツウェット 博士に関する論文を多く読み、この物語の前準備をしてきた。
幸いにも理解ある先輩により、ツウェット博士が生まれた場所や研究と教鞭を執っていた場所をほとんど訪問することができた。
金額にすればかなりの金額になったけれどもツウェット 博士が住んでいた場所を訪れ、その息遣いをも感じたのはこの小説を仕上げるためにはとても大切なことであった。 .
この物語は筆者なりに創意工夫して仕上げていくことが大切だと思い ツウェット博士の生涯を年代別に丁寧に追い、仕上げていった。
ツウェット博士は47歳のわりと短い生涯を送ったけれども、多くの場所で研究を続けながら教鞭を執った。その史実にかなり忠実に仕上げれたのが 筆者 の喜びにとなった。もちろん本書の内容はツウェット 博士のはがき、手紙、エピソードを創意工夫して挿入して、科学者でなき人々にも興味持てるように仕上げたつもりである。
特に筆者は高校、大学と長い間教鞭をとった経験からも、この物語が有能な研究者になるために日々励んでいる若き人達の励みになれば筆者の喜びとなる。

筆者　　　　　　　　　　令和　2年　秋　吉日

◎　次回より目次と連載を載せてゆきますので、よろしくお願いします