買いたい新書第七十五話：眼鏡が要るのかな？と思ったら

伊藤次郎
多くの業種でもそうなのかもしれませんが、業界の常識は世間の非常識。僕らは自らの事業の継続を目指して、ある意味顧客から搾取をし続け、その結果として業界の信用を失いました。その後大手量販、激安店が主流のマーケットに移行したのは僕らが招いた事態であり、必然だと僕は思っています。ただし、それも度が過ぎるとおかしなことになります。眼鏡はコモデティ化し雑貨化した。だから低品質な眼鏡を掛けたって何も問題無い。眼鏡は見えればいいんだ。これは世の大勢を占める考え方でしょう。今日は、その世間の常識を真っ向から否定し、新しいメガネや眼鏡店選びの基準をご案内し、目から鱗をボロボロ落としてください。視力が低下していなくたって眼鏡が必要になる事がいくらでもあるし、僕らはそんな単純な基準で眼鏡を作る作らないって判断している訳じゃないんだよってお話なのです。

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