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【Pスタン】強いと感じたデッキ5選2022夏ver.

どうも、じろうです。
つい先日、第2回雷激VGCSに参加してきました。
それに向けて構築・練習を重ねるなかで「こいつはやべえ」と僕が感じたデッキをいくつか紹介していきます。
あくまで僕の主観によるものですので、ご了承願います。また、他にも○○が強いよ!などの意見はむしろ聞きたいですので教えてください。
今回紹介するのはこちらのデッキたちです。

○アクアフォース【波紋】

間違いなく、現役最強のデッキです。
大会に出てる方ならもちろんのこと、Pスタンで遊んだことのない方でも耳に入ったことある人はいるでしょう。
全ての始まりはギフト持ち《ジノビオス》の収録から。何故起動能力で5枚探してユニットをコールできてしまうのか。なぜ《オデュッセウス》がある名称に出してしまうのか。

全ての元凶
禁止のワンダーエイゼルより強い

それにより、《オデュッセウス》と組み合わせて獲得できる爆発的なアドバンテージをベースに、《コーラル》や《パシュート》などの高パワーとリソース供給を両立したバケモンで襲いかかります。

攻守の要

特に《パシュート》は、アクセルサークルがバカみたいに増えるので単体で34000を越えるパワーになることも珍しくありません。あなたがG2のときにアクセル5面で最低パワー29000くらいの5パンが飛んできます。次のターンなら7~8パンです。
それをしながら相手の10枚を越えた手札を減らさなければなりませんし、うっかり4点にしてしまうと全てのリアが起きますし。
まとめると、圧倒的なリソース能力、アタック数、パワーで相手を蹂躙していくデッキです。《ニッキー》、《イレーニア》などキーカードを使い回すカードが入っているのもポイントです。

さて、このデッキは極端に言えば《ジノビオス》と《オデュッセウス》をデッキに入れてしまえば成立してしまいます。
よって、
・《ヴァレオス》型
・《グローリー・メイルストローム》型
・《サヴァス》+《マグノリアエルダー》併用型
など、G3の相方でもアーキタイプが多岐に渡りました。《ヴァレオス》は同型の後手を捲れる可能性を秘めてますし、《グロメ》はアクセル展開できますし。

受け超ケアできるのは偉い
超越ヴァレオスでいいけど
「34000、1枚切りで」^^

G2以下についても、《タイダル》や《自爆互換》のように選択肢が多く色々な構築を拝見するのは楽しかったです。

その上で、僕は紹介しているリストのような安定感全寄せ構築の方が平均的に勝ちやすい、取りこぼしが少ないのではと考えます。というのも、このデッキは《オデュッセウス》を使用した回数がデッキの出力に直結しているからです。一枚引ければ良しというわけではありません。他のカードは全勢力を上げて《オデュッセウス》にアクセスしにいき、ちゃんとリソースを得てこそ勝てるゲームになると。

《ヴァレオス》や《グロメ》などは"+α"のカードと認識していて、それらを使わなきゃ【波紋】は勝てませんかと問われればNOであると言えましょう。確かに、"楽に"勝つなら適したカードたちではありますが、普通にコンボ決めてアクセル増やして山薄くして、《ミルティアディス》で山札トリガーまみれにしてフロントトリガーどーん!、これで勝てない相手はかなり限られますよね。ちゃんと展開できるときに強いカードを増やすために《オデュッセウス》を引きにいくカード減らすのは本末転倒だと思います。

全て否定したいわけではないです。それらのカードはちゃんと強いですが、圧倒的に強いアーキタイプだからこそ安定させようよ、って話ですね。このデッキが上振れ要素を入れなければ勝てないようなバケモンデッキが出てきたら採用するかもしれません。僕が他のG3入れるなら、《グロメ》かなあ。

○ギアクロニクル【EXターン特化】

僕が雷激CSで使用したデッキ。
【波紋】には安定感で劣りますが、爆発力ならそれ以上。3ターン目に追加ターンを取り、そのまま超越して勝ちにいく豪快なデッキです。

先3ETは実質勝ちなんです

一見上振れデッキで、事実その通りではありますが3ターン目での《ミステリーフレア》全能力使用は難しくありません。《リノベイトウィング》と《プロケードシープ》のおかげですね。

 立役者その1
 連鎖したら気持ちいい
立役者その2
CBなのが《リノベイト》と補完してて良き

アーキタイプ自体は《リノベイトウィング》が登場した時点から存在していましたが、ヒールガーディアンの10000パンプがキツく、立ち位置が良くありませんでした。
しかし、
・強い初回超越の追加
・《タイムジャレイト》を絡めたコンボの開発

の二点で環境に食い込んできました。

最強カード

前者は《シュリシュマ》。こいつの収録前は《ヒステリービルド》くらいしかまともなGユニットが無く、それでさえ1パン増えるだけですので受け切られてしまうことが多々ありました。それが10000パンプの2パンに加え、コストで表になった《シュリシュマ》も絡めた計6パンに。十分勝てる打点を作れるようになりました。

ソウル増やしながらマリガンするだけで強い

後者は、能力の処理を悪用し、ソウルに仕込んだ《ミステリーフレア》にライドしてEXターンを連続で取ったり、過剰にコストを支払うことでこれまた仕込んだギフト持ちのG3に手札切った分ライドしフォースを得まくったりするコンボです。通常の構築に《タイムジャレイト》を入れるだけで狙えるコンボなので、手軽でリターンが大きいですね。
以上の2点から、3ターン目にゲームを決めやすく、コンボが遅れても連続EXターンで無理やり勝てるように。フィニッシュ力が大きく上がったことこそ、僕が今回大会に持ち込む理由になってます。先攻なら、相手がどんなデッキでも関係ないのが魅力です。

しかしながら、どうしてもEXターンが決まらない試合は落としますし守りの硬いデッキ(グランブルー、グレートネイチャーなど)なら後攻から勝ちにくいです。運頼みになる状況が多いため個々人で評価が別れますが、僕は相手のデッキ・動きをかなり無視して勝てることから"かなり強いデッキ"の位置付けです。

○ディメンジョンポリス【リンカシュート】

Pスタンの環境に長く居座るディメポに、Pコレ2022で大幅な強化が為されました。
このデッキも上記2デッキ同様対面を見ずに勝てるデッキですが、それらと違い相手のダメージを抑えながらワンショットできる点が違います(厳密に言えば、【波紋】も【ETギアクロ】も点止めからワンショットするプランは存在しますが、相手のデッキへの理解度が要求されます)。
1点の相手にフォースⅡ+《新ローレル》+《ユニバード》の、最低でも15万程度はあるパワーと星4の5ドライブ、ここに《リンカ》の守護者無効なり《ダイジャッカー》の星増加なりが付いてくるんですからたまったものではないですね。

これだけで気軽に10万越えるんすよ
そしてこいつで20万が簡単になってしまう
さらに守護者破壊まで完備
清浄が来たけど信用できる詰め

しかも、このデッキは《ダイライナー》+《ジオマグラス》+《ギラガメルゴス》によるガード値マシマシコンボで耐久力もずば抜けているんですよね。ちゃんと《ユニバード》まで耐えられるようになっているのもポイントです。

クリ上昇もいやらしい能力で
デッキの方向性と噛み合う良カード
ガード値実質65000とかザラ

このクランはカスタマイズ性能が高いのも魅力に上げられます。《リンカ》と《新ローレル》をメインデッキに入れれば他は何を使っても良いといえるカードプールの広さがありますね。

勝ち筋が明確且つ太く、相手のコストも制限できるこのデッキはしばらく環境の中心に居続けるでしょう。オーダー守護者の《清浄》が刺さりますが、《エクスギャロップ》で即死打点を組めば多少誤魔化せてますし。

○なるかみ【スペライ抹消者】

最初に一言。
なるかみは【ヴァンキッシャー】も【抹消者】も、全部強いデッキです。そもそも、このクランは《スタンバース》と《エクスターミネイト》の能力が互いの弱点を補完しあっていて、相手はどちらかをケアするならもう一方を諦めざるを得ないでしょう。

元祖バケモン
ハンデスがエグい
新たなバケモン
20000パンプ入ればだいたい勝つ

更に、後者は他の除去カードやスタンドするユニットと組み合わせて無理やりフィニッシュする力も持ち合わせています。そもそもケアしきれない。
端的に言うと「Gユニットが強いからどれ使っても強いクラン」ってことですね。

その上でデッキとして正解なのは、Gユニットをいち早く使うこと、つまり《ディセンダント》をスペライするギミックを入れた構築が最適であると僕は考えています。

キルフ返しても良くないですか?
え、ダメ?

そこに除去性能が高く、アクセルサークルを増やすこともできる《スイープコマンド》を合わせることで《エクスターミネイト》をぶつけやすい構成に。各種Gガーディアンと《ファーストサンダー》を組み合わせることで守備力も上がります。

2面除去がエクスさんと噛み合いまくり

また、ダメージがもらえず強い動きをしにくいというスペライするデッキの弱点を《エスペラルイデア》が上手く補っているのもポイント。ヒールガーディアンの自傷のおかげで無理やり《エクスターミネイト》のパンプを扱えるので、非常に受けにくいです。

チョウオウの親戚

Gユニットの決定力が高いため、メインデッキを工夫する余地が生まれやすいのもなるかみのメリットだと捉えてます。《アンルーリー》でより受けに寄せるのも一興かと。
攻守のクオリティが高いなるかみ、かなりオススメです。

○グレートネイチャー【ビッグベリー】

ヒールガーディアンが登場してから、《みけさぶろー》によるG3へのアクセスが簡単なこのクランはかなり地位を上げました。というのも、最強Gガーディアンの一つである《スパングルト》を連打することが容易になったからです。薄くなった山札に《チピトカーム》の能力でトリガーを積み込んで勝つ狙いも増え、リソース力と攻撃性能が他のクランに比べて飛躍的に上昇しました。

グレネにのみ許されたバグ
最初のイラストが好き
よく読まなくてもヤバイこと書いてある
二枚同時使用がドーパミン溢れちゃって
下の能力もちゃんと強いけど
積み込みが目立ちすぎ

なので"今強いのか"と問われると"一年くらい前から強い"と答えるのですが、《カラドリウス》の追加に寄って初回超越で勝つパターンが太くなり速攻してもそれなりに勝てるようになったのでこの夏強いデッキとして挙げます。【EXターンギアクロ】にヒールガーディアンで無理やり耐えるプレイが取れる数少ないクランというのも理由ですね。

ドローできない代わりに殺意を得たバラウール
ライノスと組み合わせるとバカになる

その中でも《ビッグベリー》を軸にしたデッキが最も手札を増やしやすく、速攻した後の防御もきちんと抱えられます。先3での動き自体はそれほど強くありませんが、ドローを重ねつつ点を詰めるだけで後半強いこのデッキなら十分。

なんだかんだ安定して強いんです

勝つパターンが速攻と積み込みコンボの二種類あり、それらの中間を取るプレイもあるのでなかなか扱いが難しいクランとなってます。しかし、使いこなせたときに色々なデッキにちゃんと勝てる万能なデッキですし、使っていて楽しいのでかなりオススメのデッキになっています。

○まとめ

簡単ではありますが、5つのデッキを紹介してきました。詳しい解説は、まあ書いてくれる人がきっといるはず。質問はいつでも受け付けています、気軽にtwitterのDMなりしてください。
この中に、あなたの興味を引くデッキがあれば幸いです。

ではまた、次のVコレかPコレ後にお会いしましょう。
気が向いたら【ETギアクロ】の詳しい解説を挙げるかもしれません。

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