《VG:Pスタン》アグロスパイクは安くて速い~最大11パンを添えて~

※5/21 質問に対する追記

どうも、じろうです。
次回予告の通り、今回はpスタンのスパイクの解説文書となります。
スパイクの強いV基盤にミザリーでの連パンを合わせました。新規Gユニットがアホほど強いです。
※全体として略称を多用します。予めご了承くださいませ。

構築

メインデッキ
Gゾーン

リンク:
 https://decklog.bushiroad.com/view/3FCYU

プレイ方針

G2の段階で3パンを目指します。
フルバックなどが絡むと理想的で、序盤から4パンを狙っていけます。アンブッシュやバウンサー、ジャイロなどで積極的に展開していきましょう。このとき、前列をうまく消せるようにユニットを並べると良いですね。

そのままg2スキップや再ライドを駆使してg3に後から乗り、超越で連パンして勝ちにいきます。
CB無しで最低6パン、CB2で8パン、CB5なら10パンできます(フルバックを出せているとそれぞれ1パン増えます)、パワーは低くて23000ですね。
※連パンの展開√は後ろの方に記載します。

また、相手が同系統の速いデッキの場合4点くらいまで詰めてから先にエンペラーにライドし5~6パンして勝ちにいく択もあります。
この幅広い攻め方が僕の好きなところ。

採用カード解説

《魔王 ダッドリー・エンペラー》
《ダッドリー・デイジー》
G3は正直なんでも良かったです。
なので前回記事を踏まえ、"速攻同型になったとき、G3で強い行動ができる"点で選びました。デイジーはエンペラーのために必要最低限の枚数を採用。
余裕があればリア裏に設置し、連パンのパワーを底上げしつつガバルスの能力でブーストを得るとという非常に強いおまけもついていい感じです。

《アジャイル・フルバック》
神のカード。
序盤から超越ターンまで、後列から1パン増やせるのがどれだけ強力かを教えてくれます。殴り返されないのも本当に偉い。
G2ターンに繰り出せれば脳汁溢れますし、単純にミザリーでの連パン数を増やしてくれる最強チーター。

《ブリーチ・スパート》
神のカード、フルバックがオシリスならこいつはオベリスク。
主に序盤、前列を消して殴り返されないようにしつつ山を回す役割です。フルバックやミザリーにアクセスしやすくなるし、受けが楽になるしで大活躍します。
山に返したいユニットを押し出してコストで戻す動きは憶えておいてください。また、コストをきちんと用意することも大切です。
たまに予期せぬインターセプト・ジェノサイドが起こりますが、こちらに非はないので只々気持ち良いですね(ぬばたまトークン全処理気持ちぇえぇぇえええ!!!)。

《スパイクバウンサー》
序盤の展開を支えます。
2点もらってるならライドするよりコールしたい。こいつからフルバックチャレンジなどもできますし、ドロップを用意してブリーチを解禁してくれるのでちゃんと4枚です。
1アドは偉い。

《ウイングキラー・ミザリー》
ラーの翼神龍です。
超越するまでニートですが、してからはヤバい。
もし他のクランで使うならそれほどでもない連パンですが、このクランはパワー35000の1パンが増えます。
超越したとき、Vが殴る前に1パン増やしたいですし、そのためのサーチなどにコストを使いたくないので迷わず4投。
最強のフィニッシャーです。

《ジャンボ・ザ・スタンガン》
象さんです。かわいいですね。
ミザリーやアンブッシュを絡めた連パンのときだけ使うカード。
ブリーチやガバルスで山に戻せるので1枚で十分です。ダメージ落ちは割り切り。

《至宝 ブラック・パンサー》
アンブッシュで展開する際にブリーチやバウンサーのコストがない場合があります。それを解決するカード。
ちゃんと消えてくれるのでゲームプランが一貫しますし、単体でもダメトリを越えてくれるのが偉いですね。

《アンブッシュ・デクスター》
ホルアクティです。
序盤、中盤、終盤、隙が無いと思うよ。
G2で殴るシーンではブリーチやパンサー、フルバックなどを都合良く繰り出して効率良くアタックしますし、超越してからはミザリーから出してミザリー吸って~みたいな連パンに貢献します(詳しくは後述)。
あまりライドしたくないですが、その時にも最低限の手札交換がありますし無駄がありません。

《オフェンシブ・パンター》
優先してライドしたいカードです。
ミザリーの能力にブーストが必要な他、連パンするときにブーストの再展開をしなければならないため"消えるブースト"の価値は高いです。
ブリーチのコストを作れる点も優秀ですね。

《ジャイロ・スリンガー》
序盤の余剰なガード値をアタッカーに変換できます。トリガーしか出なくても5000パンプで最低限殴れますね。クイックシールドをコストにg2以上チャレンジも狙えます。
また、超越時に出すことでアタック数を増やす動きも。
自由枠ですが、動きが楽しくて気に入っています。

FV
V期のFVです。
ワンドローは強いし、クイックシールドをコストにしたいし。

トリガーについて
トリガーはアイコンよりもカードテキストを優先しています。
G3が4枚なので超越コストになる《チアガール リネット》、前半の攻防を優位に進められる《プレシャスチアガール キャメロン》は4投。キャメロンはアシストを阻害しますが、フォースが得られないだけなので最悪これにライドして超越しても大丈夫です。超越コストにもなりますし。
守護者枠は《ライアー・リップ》。こちらのg3乗った後のことは無い前提で動くのと、g2で手札交換を多用するので1枚でガード値の高いこちらを優先しました。ついでに星11となり、相手がVをノーガードし辛くなっているのもいいですね。
超トリガーはいつ捲っても2面を守護者要求にするオルバリアが適しているかと。
残りの3枚は、超越ターンのアタックフェイズ中に面から消えてくれることとパンプ値の大きさから《マシナリー・スロットバック》を選びました。

Gゾーン
《無法王 ギャリィ・ガバルス》
この構築を成立させたカード。
今までのスパイクのGユニットのほとんどは手札の質を要求されたり多くのコストを必要としたりといまいち扱い辛かったです。
デッキから好きなカードを出すことができ且つ全体のパワーを底上げするガバルスは、速攻しやすくパワーの高いVスタンのスパイクと噛み合います。
同じくデッキから出すミザリーとの相性も抜群ですね。

・他のGユニット、Gガーディアン
正直なんでもいいです。
G3乗って耐えられたときのことを考えても受け切れないので。こちらの詰めのターンにダメトリでオーバー捲られないことを祈りましょう。

採用候補カード

《至宝 ライジング・ノヴァ》
《将軍 ザイフリート》
候補となるg3です。こちらが必ず初回超越取れる自信があるならライジングノヴァが一番強いです。《フェイク・ボンバー》などの名称が必要なユニットも選択肢になりますし。
ザイフリートは相手のヒールガーディアンを越えやすいパワーと能力を持ちますし(星-2してもヒット時能力は使えるため)、デイジーの枠を他に回せるメリットがあります。
今回はg3ターンのアタック回数に重きを置きましたが、いずれの選択肢も強力なので環境や好みに合わせて試してみてください。

超越時の展開パターン

ここからはガバルスに超越した後のアタックの仕方の一例を載せます。
手元にカードを用意して、実際に動かすとわかりやすいかもしれません。
また、状況によって最適な動きは変わるでしょうし、もちろん採用するカード次第でより多彩なアタックができるのもスパイクの魅力です。是非いろいろな構築、アタックを試してみてください。
※"→"をアタックという意味で用います。またアルファベットの大文字をユニット、小文字を対応するユニットのパワーとします。

・CB無しの場合(7パン)
必要コスト:手札1枚、ソウル1枚
盤面:Vガバルス、任意の前列リアガードA・B、フルバックV裏

A→B→フルバック→V能力でジャイロフルバック、ジャイロ能力で任意のユニットC→C→ジャイロ→フルバック

B・ジャイロ側にフォースⅠでパワーが
a+10000,b+20000,20000(+10000),V28000,c+15000,28000,30000

ブーストやリア裏エンペラーなども踏まえるとパワーはもっと伸びます。

・CB2の場合(9パン)
必要コスト:手札1枚、表のダメージ2枚
盤面:Vガバルス裏フルバック、ミザリー裏パンター+任意のユニットA+ブースト(フォースⅠの面)

A(ブースト無)→ミザリー能力で象→象→フルバック→ガバルス能力で象アンブッシュ、アンブッシュ能力で象吸ってミザリー2面→ミザリー能力でフルバック→フルバック→ミザリーでユニットB→B

a+25000,29000,33000,30000,V28000,27000+トリガー,35000,29000+ブースト,b+15000

最後にジャイロ出して山上からフルバックチャレンジする分岐:b+15000→23000,35000
基本はチャレンジし得だと思います。

・最大値11パン展開
必要コスト:手札1枚、表のダメージ5枚
盤面:Vガバルス、裏フルバック、リア裏消えるブースト×2、ミザリー+任意のユニットA(フォースⅠの面)

A→フルバック→ミザリーで象、リア裏能力で退場→象→Vで象アンブッシュ、アンブッシュで象吸ってミザリー2面→ミザリー能力でフルバック、リア裏消し→フルバック→ミザリーでアンブッシュ、アンブッシュでミザリー吸ってミザリー+ユニットB→B→ミザリーでアンブッシュ、アンブッシュでミザリー吸ってフルバック+ユニットC→アンブッシュ→C→フルバック

a+20000→30000→27000→33000→V28000→37000→35000→b+15000→33000→c+10000→30000

Bのタイミングでジャイロスリンガーでフルバック捲りにいく分岐あり:x+15000が23000→35000となる
ラストはアンブッシュではなくジャイロやバウンサーでフルバック捲る分岐も

他にもダメトリの出方で出すユニットを変えることができます。このターン勝てないな、と思ったらブリーチなどで手札を増やして悪あがきしましょう。

まとめ

デッキをまとめてて、改めてスパイクは速攻のしやすい優秀なカードが多いと実感しました。
それを使いたいように使える《無法王 ギャリィ・ガバルス》のカードパワーの高さたるや。
ミザリーさえ手に入れれば、他は集めやすく安いデッキですので(gゾーンも最悪pコレだけでいいし)、わかりやすくて使いやすいデッキをお求めの方は是非組んで遊んでみてください。

ここまで読んでいただきありがとうございました。
次回以降は未定ですが、不定期にちょくちょく出していきます。
ではまた。

質問来てた。
Q1.超越ターンにダメトリが2回以上乗ったらどうしますか?
結論:負け
そうならないように、序盤しっかりアタックしてダメトリチャンスを削っていきます。

Q2.相手のガーディアンなどでの直接除去は割り切りますか?
結論:はい終わりでーす
本当に厳しいです。しかし、アタックの仕方や展開するカードを工夫すれば被害を少なくできます。マリマーティンは無理。

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