この先生きのこるには

タイトルのネタが古い…。

さてさて本題。我ら夫婦はあんまりケンカをしないと評判のおしどり夫婦(仮)なのだが、数日前に夫婦仲が危ういことがあった。

家族三人で「いばらきサッカーフェスティバル」に行くことを去年からずっと楽しみにしてたんだけど、実は昨日まで「行かない」ことになっていた。

理由は、平日の睡眠時間を削ってまで週末のサッカー観戦の時間を作ろうとしてた妻に、
「睡眠時間6時間未満だと健康に害を及ぼすから6時間は確保してくれ。睡眠時間削らないと休日の時間作れないなら、サッカー行かなくてええよ。土日は小童とワイでと無限公園なわとび&図書館編にするから、休日に仕事して夜は24時には寝てくれ。もっと自分を大事にしてくれや」って言ったら、3日くらい冷戦だったためである。

まあ、結局落とし所作って行くことになったけどね。真面目で良い奴過ぎる。俺とは真逆。

で、そういう個別のことは置いといて…。このnoteの本丸は、サッカー観戦が「時間拘束」と「お金」という点で、子育て世代には物凄い負担になってて、他にも趣味がある人からすると、真っ先にサッカー観戦がリストラ対象になるってことが言いたかった。

くっそ多趣味なワイの他の趣味と比較してみてもサッカー観戦のコスパは悪すぎる。

〇競馬:基本レースに賭けるお金だけが必要。それは裁量で調整可能。拘束時間はパドックからでも40分程度か。予想はいつどこでも出来るので隙間時間を活用できる。

〇アニメ:送料優遇のためにアマプラに入ってるから基本無料。テレビでも無料でやってる。1話24分くらいで見れちゃうし、スマホなど媒体を選ばないから、隙間時間を活用できる。

〇ゲーム:課金しなければ無料。課金制じゃないゲームでも初期費用のみ1000~6000円くらい?これで50時間くらいは遊べる。スマホやSwitch主体なので持ち運び可能。隙間時間を活用できる。

〇自転車:初期投資のチャリ代とメンテナンス費用のみ。ふらっと出かけて帰って来れるから隙間時間を活用できる。

〇読書:図書館で借りれば0円。買ってもせいぜい2000円。当然隙間時間を活用できる。

〇公園で小童と遊ぶ:0円。昼間で晴れてればいつでも可能。

〇サッカー:DAZN月3700円。スタジアム行く場合はガソリン代とチケット代3人分+飲食代…まあ1万円は下らない。加えてユニなどグッズ。もう考えたくない。試合時間とスタジアムまでの時間を考えると拘束時間は6時間くらいか。(これでも県内だから近いほう)。リアタイ必至なので隙間時間を活用できない。

見よ、この圧倒的なコスパの悪さ!

(加えて個別事例の「応援しているチームの迷走」と「界隈の揉め事」が乗っかって来る。あ、それはいいや。)

 ちなみにワイは結婚してからリストラした趣味が一つだけあって、それは「映画鑑賞」(主に邦画)である。
拘束時間の長さという点ではサッカーと通じるところがあって、サッカーとの違いは家族で楽しめるかどうかって点とまあ熱量かなぁ。

この問題はサッカーだけじゃなくラグビーなど他のスポーツ(※現地観戦の場合)にも言えると思う。

例えばクラブが迷走した時に、熱が少し冷めた時に、忙しい時に、ライフスタイルの変化があった時に、
…そういうきっかけ一つで離れていく危険性がかなり大きいジャンルであることは間違いないと思う。

そういう時間もお金も多くかかる趣味だからこそ、くだらないSNSでのサポ同士の言い争いという「不必要」な理由で界隈から離れるサポを見ると悲しくなる。

………話が逸れた。

この趣味が溢れかえってる現代で、サッカー観戦はどうやって生き残っていくのか。コロナが始まった頃からことさら考えるようになったアジェンダだが、いまだに何も答えが見つからない。
正確には「何物にも代えがたいリアタイでこその臨場感の武器にしたPR。地域や企業との共生」なのかな…という正解に近そうな俺なりのアンサーはあるっちゃある。
けど、どうもコスパという超絶デメリットに比べて弱い気がしている。

スポーツ観戦はどう付加価値をつけて発展していくのだろうか?
特にサッカーとラグビーみたいなランニングコストが大きい屋外の大箱を使うプロスポーツは、どうしてもこの問題は重くのしかかる。
野球みたいに連戦が出来るスポーツは収益面で有利だし…。

そして、その末端構成員として端っこにいるワイは、今の環境でどうやって貢献していけばいいだろうか。

今年も自問自答は続きそう。

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